幼稚園児たちがオオムラサキを観察にお出かけ 京都府福知山市

AI要約

京都府福知山市でオオムラサキの飼育をしている大地洋次郎さん宅を、昭和幼稚園の4歳児24人が訪れ、羽化した蝶を観察。

大地さんは30年以上前からオオムラサキを育てており、今年も10匹の成虫がいる。

園児たちはオオムラサキについての説明を受け、飼育小屋で幼虫や成虫の様子を間近で観察し、大地さんに蝶を乗せてもらって喜んでいた。

幼稚園児たちがオオムラサキを観察にお出かけ 京都府福知山市

 国蝶・オオムラサキの飼育をしている京都府福知山市厚中問屋町の大地洋次郎さん(83)宅に17日、昭和幼稚園の4歳児24人が訪れ、羽化した蝶を間近で観察した。

 大地さんは1990年から、自宅に飼育小屋を建て、オオムラサキを育てている。今年は7日に羽化が始まった。オオムラサキは羽を広げると12~13センチになり、現在成虫は10匹いる。

 大地さんは園児たちに、オオムラサキについて説明。自然界ではクワガタなどと一緒にクヌギの樹液を吸っていること、さなぎになってから約2週間で成虫になることなどを伝えた。

 5、6人ずつ飼育小屋に入った園児たちは、幼虫の食草のエノキにとまったり、羽を広げて飛ぶ様子を観察。大地さんに手や頭などに蝶を乗せてもらい、「すごい」と喜んでいた。

 女の子は「オオムラサキを見るのは初めて。色がきれいで、可愛かった。手に乗せてもらい楽しかった」と話していた。