ギョギョシ! 夏を告げる夏鳥「オオヨシキリ」 大音量でさえずり響かせ/兵庫・丹波篠山市

AI要約

兵庫県丹波篠山市内で夏鳥のオオヨシキリが特徴的なさえずりを響かせている。

オオヨシキリは植物のヨシを使って巣を作り、夏に日本へ飛来する鳥である。

オスのオオヨシキリは大音量でさえずりをすることでなわばりを主張したり、求愛の意味を表す。

ギョギョシ! 夏を告げる夏鳥「オオヨシキリ」 大音量でさえずり響かせ/兵庫・丹波篠山市

 兵庫県丹波篠山市内に特徴的なさえずりが響き渡る。「ギョギョシ、ギョギョシ」―。夏鳥の「オオヨシキリ」だ。

 全長18・5センチで、全体的に淡い褐色。熱帯地域で越冬し、日本には夏鳥として飛来する。名の通り、植物のヨシを束ねて巣を作る。ちなみに一夫多妻だそう。

 さえずりを漢字にした別名「行々子」は夏の季語。俳人・小林一茶も「行々子 口から先に生まれたか」と詠んだ。

 オスのギョギョシはとにかく大音量で、なわばりを主張したり、求愛の意味が込められている。そういえば16日は「父の日」。「お互い頑張ろう」と心の中で励ましておいた。

 【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)