うだる暑さの中、雪に覆われたようにユクノキ咲く 大江山中腹の国定公園内

AI要約

丹後天橋立大江山国定公園内でミヤマフジキの開花が始まり、雪を思わせる美しい景色が広がっている。

90年ほどの樹齢を持つユクノキが20メートルの高さで白い花を咲かせ、多くの人々を魅了している。

地元の人々も壮観な風景としてユクノキの美しさを称賛している。

うだる暑さの中、雪に覆われたようにユクノキ咲く 大江山中腹の国定公園内

 丹後天橋立大江山国定公園内、鬼伝説の大江山中腹の京都府福知山市大江町佛性寺で、マメ科のミヤマフジキ(別名ユクノキ)が開花し始めた。枝いっぱいに白い花が咲き、雪に覆われたように見える。

 旧物成公民館グラウンド近くの府道沿いにあり、高さは約20メートル、胸高の幹回りは約2メートル。樹齢は90年ほどとされる。

 一つひとつの花は小さいが、遠くからだと枝一面が真っ白に見え、立ち止まって写真撮影する人もいる。

 地元の男性(62)は「ユクノキは2、3年咲いたら2、3年咲かなかったりしますが、今年は咲いてくれました。壮観な光景ですね」と話している。