九州北部豪雨復興のシンボル「三連水車」回り始める…福岡県朝倉市、9月末頃まで稼働

AI要約

福岡県朝倉市の国指定史跡である農業用水路「堀川用水」で、通水式が行われ、三連水車が稼働を始めた。この水路は江戸時代に掘削され、現在も約650ヘクタールの水田を潤している。被災した三連水車が復旧し、地元の希望となっている。

筑後川から流れ込んだ水が堀川用水に注がれ、子供たちが三連水車の稼働を喜んでいた。三連水車は復興のシンボルとして地元の人々を元気づけている。

通水式では神事が行われ、水が flow してきたことで、水田の潤いと生気づく様子が伝わってきた。

 福岡県朝倉市の国指定史跡の農業用水路「堀川用水」で17日、堰を開ける通水式があり、水田に水をくみ上げる「三連水車」が回り始めた。9月末頃まで稼働する。

 堀川用水は江戸時代に掘削され、現在も約650ヘクタールの水田を潤している。2017年の九州北部豪雨では、三連水車が被災したが、約1か月で復旧し、「復興のシンボル」として地元の人たちを元気づけた。

 この日は午前中、神事の後、筑後川に設置された山田堰が開けられると、水が堀川用水に流れ込んだ。15分ほどして三連水車が水しぶきを上げながら回り始めると、集まった幼稚園児らから歓声が上がっていた。