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サンエーパルコもある沖縄・浦添市の西海岸に「人工ビーチを」 商工会議所が市長に要請 「多くの市民が憩う場に」
浦添商工会議所会頭が市長に西海岸ビーチ整備要請
ビーチ整備は市内唯一のもの、市民憩う場所を望む声
計画は県・市の那覇港管理組合が策定、意見交換を続ける
![サンエーパルコもある沖縄・浦添市の西海岸に「人工ビーチを」 商工会議所が市長に要請 「多くの市民が憩う場に」](/img/article/20240617/666f67351a711.jpg)
沖縄県の浦添商工会議所の又吉康多郎会頭は10日、浦添市役所を訪れ、松本哲治市長に同市の西海岸一帯のウオーターフロント開発の一環として、西海岸に人工のビーチを整備するよう要請した。
西海岸の開発を巡っては2010年に改定された「那覇港湾計画」で、浦添ふ頭地区への交流・にぎわい空間の整備が盛り込まれている一方、旧港湾計画にあったビーチは、傾斜護岸整備に置き換わった。
これを受け同商議所は、計画地も含めた西海岸一帯で市内唯一となるビーチの整備を要請。戦前、西海岸の小湾集落に砂浜があったといい「多くの市民が憩う砂浜の復元が望まれる」と訴えている。
松本市長は「今は基本的な形を示しているだけ。ビーチを造る考え方もあれば、マリン施設を造る考え方もある。これから皆さんと議論していければいいと思う」と話した。
計画は、県と那覇、浦添両市でつくる那覇港湾管理組合が策定。米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の移設に伴い、サンエー浦添西海岸パルコシティ前から西洲の浦添西海岸を埋め立てて物流空間と交流・にぎわい空間を整備するとしている。(社会部・塩入雄一郎)