災害に備えて”段ボールトイレ”の製作学ぶ

AI要約

山口県防府市で開催された防災講習会では、災害時に重要なトイレ確保の方法が教えられました。

手製のトイレの製作方法や重要性が強調され、参加者は実際に簡易トイレを作成しました。

市内の避難所には災害用トイレが用意されていますが、予想以上の断水時には不足する可能性もあるため、多くの人が作り方を覚える必要があるとしています。

災害に備えて”段ボールトイレ”の製作学ぶ

災害時、ライフラインが止まってしまうとトイレの確保が難しくなってきます。

いざというときに備えて、手製のトイレを組み立てる防災講習会が山口県防府市でありました。

講習会は防府市のきんこう第2保育園が子どもを持つ親どうし情報交換をしながら防

災を学んでもらおうと開きました。

学んだのは食料や寝る場所の確保と同様に大事な課題、トイレの確保です。

手製のトイレの製作方法を地域で防災活動をしているNPOから教わりました。

2リットルのペットボトル6本が入っていたダンボール箱を補強すれば、大人が繰り返し座っても壊れない簡易トイレが完成します。

参加した父親

「段ボールがあればすぐ簡単にできたので覚えやすい作り方だなと思いました」

防府市によると、市内の避難所には断水時でも300回程度使える災害用トイレが用意されています。

しかし、断水が長引けば足りなくなることも予想されます。

トイレを我慢することは体調不良にもつながるため多くの人に作り方を覚えてほしいとしています。

講師 NPO法人ぼうぼうネット 山﨑隆弘 理事

「命をつなぐとか(避難時に)持って行ってもらうためのアイデアを覚えていただければと」

講習会は数ヶ月に1回開催されていて、次回は、非常時の調理について学ぶ予定です。