電気バス「最適とは言い難い」 富士山登山鉄道構想 住民団体の質問状に山梨県が回答 

AI要約

富士山登山鉄道構想への質問状に対する山梨県の回答内容について報道。

県は富士スバルラインでの電気バス以外の通行規制について検討を深める考えを示す。

登山鉄道構想に対する地域住民団体や関係者の反対の動きも報じられている。

電気バス「最適とは言い難い」 富士山登山鉄道構想 住民団体の質問状に山梨県が回答 

住民団体が提出した富士山登山鉄道構想への質問状について山梨県は、富士スバルラインで電気バス以外を通行禁止にすることは運搬できる人数が少なく最適とは言い難いなどと回答しました。

県の構想に対して富士北麓地域の住民団体は5月に富士スバルラインでの電気バス以外の通行規制や冬の営業のリスクなどについて質問状を提出し、県は12日に回答しました。

回答では電気バスは1台あたりの運搬人数が少ないためバス以外の通行規制は最適とは言い難い。

冬の営業は雇用安定や消費の増加につながり、コストとリスクは検討を深めるなどとしています。

登山鉄道構想をめぐっては神社や山小屋関係者で作る団体が署名活動を行うなど反対の動きが広がっています。