IHサッカー京都府予選決勝 東山高校が意表を突いたプレーで4大会連続6回目の優勝!

AI要約

インターハイ京都府予選の男子決勝で、東山高校が大谷高校を破り4連覇を達成した。

激戦の試合で大谷はビルドアップを活かし、東山は堅い守りで対抗。

試合終了間際に山下選手の意表をついたプレーで東山が決勝点を挙げ、優勝を果たした。

IHサッカー京都府予選決勝 東山高校が意表を突いたプレーで4大会連続6回目の優勝!

6月9日、インターハイサッカーの京都府予選・男子決勝が行われ、全国大会に進む京都の代表校が決定しました。

69チームが参加したインターハイ京都府予選。

決勝は、4連覇を狙う赤のユニフォームの東山高校と、初優勝を狙うゴールドの大谷高校が対戦しました。

序盤から、両チーム拮抗した試合展開の中、ここまで強豪校相手に勝ち上がってきた大谷は、チームの特徴でもあるビルドアップを武器に、チャンスを作ります。

一方、今大会ここまで無失点で勝ち上がってきた東山は、チーム全員でカバーしあう堅い守りで、簡単には得点を許しません。

すると前半26分、大谷がコーナーキックを獲得し、キッカーは21番・白波瀬隼。

11番・高林亮太の華麗なヘディングシュートで、先制ゴールかと思われましたが...、

その前にファールがあったと判定され、得点は取り消されます。

その後も両者譲らず、前半を0対0で終えると、後半、東山は徐々にペースを掴み、何度も決定機を作り出しますが...、チャンスをものにできません。

両者無得点のまま迎えた後半アディショナルタイム。

コーナーキックのこぼれ球に、東山の10番・山下ハルが頭で合わせますが...、相手キーパーに阻まれます。

しかし、試合が動いたのはその直後でした。

キーパーの背後にいた山下が、死角からボールを奪い取り、そのままネットに収めます。

意表を突いたこのプレーが決勝点!

東山が1対0で勝利し、4大会連続6回目の優勝を飾りました。

【声】東山高校3年 FW 10 山下ハル 選手

「インターハイ京都府予選4連覇がかかるプレッシャーもあった中で、僕が点を決めてチームを勝たせられたのはすごくうれしかった。

キーパーがキャッチした時に、スタジアムの雰囲気でキーパーが声が聞こえないのは分かっていたので、ワンチャンス狙おうと思って狙った。

チーム一丸となって全員で戦った結果優勝できたが、僕たちが目指しているのは、日本一なので、これで満足せず、今日の試合も課題だらけなので、課題を改善して全国に繋げていきたい」