![](/img/media/664de896f3450.jpg)
W杯アジア最終予選進出18チーム出そろう!北朝鮮、中国、インドネシアなどが最終節で突破決めた
26年W杯北中米大会アジア2次予選の結果が発表され、18チームが最終予選進出を決定。5チームが最終戦で突破を果たす。
日本を含む13チームがすでに最終予選進出を決めており、残る5つの枠をめぐる激戦が続いている。
各組での試合結果やチームの突破を振り返ると、逆転で最終予選進出を果たしたチームもあり、各組の展開が注目される。
![W杯アジア最終予選進出18チーム出そろう!北朝鮮、中国、インドネシアなどが最終節で突破決めた](/img/article/20240612/666891e48e4ba.jpg)
サッカーの26年W杯北中米大会アジア2次予選第6戦が11日に行われ、最終予選進出の全18チームが決定。北朝鮮、中国、インドネシア、キルギス、クウェートの計5チームが最終戦で同予選突破を決めた。
最終戦までに日本を含め13チームが9月からの最終予選進出を決めており、残る枠は5つ。E、G、H、I組はすでに2次予選突破2チームが確定。A組は2位インド、3位アフガニスタン、最下位クウェートまで突破の可能性がある激戦に。日本と同じB組は2位シリア、3位北朝鮮の争い。C組は2位・中国と3位タイ、D組では2位キルギスと3位マレーシア、F組も2位インドネシアと3位ベトナムによる争いとなった。
B組はシリアが敵地での日本戦に0―5と大敗。北朝鮮が“本拠”でミャンマーに4―1と快勝したため、逆転で4大会ぶりの最終予選進出を決めた。
C組は中国が敵地・韓国戦に0―1で敗れるも最終予選進出決定。タイが本拠シンガポール戦に3―1で勝利し、勝ち点や得失点などで並ばれるも直接対決の成績(2戦合計3―2)の影響により、辛うじて2位を死守し突破が決定。タイはあと1点取れれば突破が決まっていただけに無念の敗退となった。
F組のインドネシアは本拠フィリピンで2―0と快勝。自力で2次予選突破を決めた。D組ではキルギスが敵地でオマーンと1―1で引き分け、同組2位を死守して自力突破した。
最も混戦となったA組は、インドが敵地カタール戦で先制するも1―2と痛恨の逆転負け。最下位クウェートが本拠でアフガニスタンに1―0と勝利し、大逆転で最終予選進出を決めた。
<最終予選進出18チーム>
▼A組=カタール、クウェート
▼B組=日本、北朝鮮
▼C組=韓国、中国
▼D組=オマーン、キルギス
▼E組=イラン、ウズベキスタン
▼F組=イラク、インドネシア
▼G組=サウジアラビア、ヨルダン
▼H組=UAE、バーレーン
▼I組=オーストラリア、パレスチナ
▼26年W杯北中米大会アジア予選 W杯北中米大会のアジア枠は「8.5」枠。アジア2次予選は36カ国が4チームずつ9つの組に分かれ、ホーム&アウェー方式で対戦。上位2カ国がアジア3次予選へと進出。最終予選(3次予選)では勝ち上がった18カ国が6チームずつ3組に分かれ、24年9月から25年6月にかけてホーム&アウェー方式で行われる予定。そして各組上位2カ国計6チームがW杯出場権を獲得する。さらに同予選各組3位と4位となった計6カ国は4次予選へと進む。4次予選では3カ国ずつ2組に分かれ、各組1位の計2チームがW杯出場権を獲得する。残り「0.5」枠は4次予選で各組2位だった2チームが対戦(5次予選)。ここでの勝者が大陸間プレーオフへと進み、“最後の1枠”をかけ戦うことになる。