和歌山県庁近くにコーヒースタンド「サンデー」 ドリップとエスプレッソ提供

AI要約

コーヒースタンド「SUNDAE」が和歌山市で半年が経った。木村知弘さんと有希さん夫妻が営む店は、コーヒーの豆にこだわり、さまざまな種類のコーヒーを提供している。

知弘さんは美容師として働きながらコーヒースタンドを経営し、客層は幅広い。一方、有希さんはコーヒーの奥深さに魅了され、ラテアートなどの経験を積んでいる。

営業時間や定休日も明記されている。今後は焙煎にも取り組み、さらなる成長を目指す姿勢を示している。

和歌山県庁近くにコーヒースタンド「サンデー」 ドリップとエスプレッソ提供

 コーヒースタンド「SUNDAE(サンデー)」(和歌山市雑賀屋町東ノ丁)がオープンして、6月1日で半年がたった。(和歌山経済新聞)

 木村知弘さん・有希さん夫妻が営む同店。席数は、カウンター=3席、テーブル=9席、3人がけのベンチ=1席。同店は、知弘さんが東京と和歌山の2拠点で美容師として働きながら、イベントなどに出店し、気に入った豆を焙煎(ばいせん)士から仕入れ、コーヒーを提供してきた。有希さんは、オープン前に「FAVORITE COFFEE(フェイバリットコーヒー)」(十二番丁)と「balder coffee(バルダーコーヒー)」(坊主丁)のほか大阪のコーヒースタンドでも働いたという。

 コーヒーは、ドリップコーヒー(600円)、マンスリードリップコーヒー(700円)、スペシャルドリップコーヒー(900円)、ラテ(650円)、エスプレッソ(400円)、ココア(580円)など。フードは、「かたーいプリン」(550円)、ブラウニー(480円)、たまごサンド(580円)、あんバタートースト(680円)など。

 知弘さんは「ドリップコーヒーに用意するスペシャル枠ではそれぞれの違いを楽しんでもらえる。浅いりのコーヒーと合い少し苦みを感じるカラメルソースのプリンは好評。客層は同世代が多いが、年配の人も来てくれる。コーヒーの価値を感じられる店にしていきたい」と話す。

 有希さんは「サイホンを使ういれ方を知ってコーヒーの奥深さに引かれ、さまざまなコーヒー器具の扱いやラテアートなどの経験を積んだ。ラテに使う豆は定期的に変えるので、変化を楽しんでもらえる。コミュニケーションを取るのは好きなので、カウンター越しに、お客さんが見える配置にした。今後は焙煎にも取り組み、自分の色を出していきたい」と話す。

 営業時間は9時~19時(金曜から日曜は22時まで)。木曜定休。