自分たちが食べる米の苗を自分たちで 小学生が田植えに初挑戦 島根県出雲市

AI要約

出雲市の小学生が田植え体験を楽しむ

地元の生産者による指導のもとで活動

子どもたちの関心を高める取り組みが続く

自分たちが食べる米の苗を自分たちで 小学生が田植えに初挑戦 島根県出雲市

泥だらけになって楽しみました。6月10日、島根県出雲市の水田で地元の小学生が田植えを体験しました。

10日午前、出雲市斐川町で子どもたちが初挑戦したのは田植えです。地元の生産者による指導のもと、出東小学校の児童33人が田植えを体験しました。植えているのは少し特別なコメの苗。

上直江ファーム 江角典広 組合長

「学校給食に提供する米です。農業を通して、この自然に親しむことが一番大事かなと思ってます」

子どもたちに農業への関心を高めてもらおうと、出雲市や地元の生産者などが毎年行っている学校給食用のコメ栽培体験。今回は約17アールの水田で「きぬむすめ」の苗を植えました。泥に足を取られ、最初はぎこちなく作業していた子どもたちですが、次第に慣れ、手際よく田植えを行っていました。

子ども

「難しかったけど、みんなと協力してできたので楽しかったです」

「自分たちで作ったお米が食べられるから、たぶんおいしいと思う」

今後は10月中に稲刈り作業を行い、11月と来年2月に給食に出される予定です。