立憲民主党 泉健表 早期解散を求める 次期衆院選時期不透明も水面下動き活発に 山口

AI要約

立憲民主党の泉健太代表が、周南市を訪れて早期の解散を求め、山口2区を政権交代の象徴と位置づけました。

泉代表は自民党の裏金問題を厳しく批判し、平岡秀夫さんが山口2区での立候補を表明していることも明らかにしました。

選挙の時期は不透明なままですが、周南市を中心とした候補者たちの活動が活発化しています。

立憲民主党 泉健表 早期解散を求める 次期衆院選時期不透明も水面下動き活発に 山口

政治資金規正法を巡る一連の動きの中で、次の解散総選挙の時期は不透明な状況が続いていますが選挙を見据えた動きは活発になっています。

立憲民主党の泉健太代表が周南市を訪れ、岸田総理に早期の解散を求めました。

山口2区を「政権交代の象徴となる戦いができる」と位置づけました。

立憲民主党の泉健太代表は6月9日、周南市の中須地区に訪れました。

中須の象徴的な風景、棚田を視察し、地元の人との意見交換を終えて、取材に応じました。

立憲民主党 泉健太代表

「今の岸田政権、全く政治改革も不十分ですし、国民の信頼も失われていますから、我々としては早期の解散を求めます。裏金問題が発覚する前でも、この2区というのは、非常に激戦接戦だったということを考えればですね、この2区からまさに政権交代の象徴となる戦いができるんじゃないか」

講演では、主催者発表で150人を前に自民党の裏金問題について、「党をあげてのかつてない不祥事」と、厳しく非難しました。

保守王国とも呼ばれる山口県内の4つの小選挙区は自民党が独占。

区割りは、次の選挙では4から3に減り山口2区には新たに周南市全域が選挙区に加わります。

周南市が2区の中で最も有権者が多い「大票田」となります。

去年4月の補選に続いて元法務大臣の平岡秀夫さんが2区での出馬を表明しています。

立憲民主党公認・山口2区から立候補予定 平岡秀夫さん

「(周南市全域で)できるだけ多くの人に出会いをするということを中心に活動してきましたけど、ある程度認知度は高まっているような気はするんですけどね。ただ、私が考えていることとか私が目指していることについては、まだ十分に訴えられていないので、いろんな機会を利用して、訴えていきたいと」

2区の現職は、自民党の岸信千世さんです。

6月2日の県連定期大会後には、2区の関係者を集めた会議も開かれました。

こちらも周南市での活動を意識しています。

岸信千世 衆議院議員

「(周南市全域は)今回の区割りで変わった1番大きいところですし、今までわれわれの党では高村先生がご担当されてましたので、そこから引き継ぐという形です。今回も周南の4支部の皆様が一堂に会されてお集まりになってたので、そこでいろんなお話をさせていただいておりました」

選挙の時期は不透明なままですがすでに動きは加速しています。