立憲・泉代表「麻生氏の発言、ずれている」 カネかかる政治を批判

AI要約

立憲民主党の泉健太代表は、政治のカネ集めをやめるべきだと強調し、若い人が政治に挑戦できる環境を作る必要があると述べた。

彼は自民党副総裁の麻生太郎氏の発言を批判し、政治資金の集め方に対する価値観の違いを指摘した。

泉代表は、お金の集めによる競争をやめることが新しい人材の登用を促すために重要だと主張した。

立憲・泉代表「麻生氏の発言、ずれている」 カネかかる政治を批判

■立憲民主党・泉健太代表(発言録)

 カネ集めの政治をやめましょうというのが本当の改革だ。だから(自民党副総裁の)麻生(太郎)さんの(「民主主義にはどうしてもコストがかかる。将来に禍根を残す改革は断固避けなければならない」との)発言は、ずれている。

 (政治資金が集まらないと)若い人が政治に挑戦できないと言うが、そういった政治の世界を作ってしまったことが問題なのに、もっとお金を集められるようにしろというベクトルにいまだに向いているのは、国民の考えている政治と全く逆だ。むしろ新人は自民党のようなお金集めをされていたら到底、立候補すらできない。いろんな人がチャレンジできるようになるためには今のような金集め競争そのものをやめなきゃいけない。

 (麻生氏の発言が)岸田(文雄)首相を暗に批判するとかしないとか内輪や身内の政治だ。そんなものは国民に何の関係もない。(視察先の山口県周南市で記者団に)