34人から約7.5億円不正に預かる プルデンシャル生命保険元社員 詐欺容疑で逮捕

AI要約

プルデンシャル生命保険の元社員が投資金の名目で顧客を騙し、7億円以上を不正に預かっていた疑いで逮捕されました。

元社員は主に女性顧客から資金をだまし取り、複数人から金を預かっていたとして、同社は事件の全容を調査中です。

逮捕された元社員は一部容疑を否認しており、警察は余罪があるとみて捜査を進めています。

34人から約7.5億円不正に預かる プルデンシャル生命保険元社員 詐欺容疑で逮捕

投資金の名目で客から金ををだまし取ったとしてプルデンシャル生命保険の元社員の男が逮捕されました。会社は元社員が34人から7億円以上を不正に預かっていたと7日発表しました。

今月5日、詐欺の疑いで逮捕されたのはプルデンシャル生命保険金沢支社の元社員で京都市中京区の城宝俊明容疑者(65)です。

警察によりますと城宝容疑者は2021年8月、金沢市の60代女性に「1年で120万円の利益が出て、元本も保証する」などとかたり現金500万円を自分の口座に振り込ませた疑いがもたれています。

プルデンシャル生命保険によりますと城宝容疑者は、退職後も含む去年までの24年間に、34人から計約7億5,000万円を不正に預かり、このうち5億円あまりが返済されていないということです。城宝容疑者は「金は受け取ったがだますつもりはなかった」と容疑を一部否認しています。また、「数十人から金を預かっていた」と供述していて警察は余罪があるとみて調べを進めています。