硫黄山被害 農家支援へ 宮崎県、県議会に事業費7732万円提案

AI要約

宮崎県が霧島連山・硫黄山の火山活動に伴う水質悪化問題に取り組むため、えびの市の河川の水質改善施設の機能回復や農家への転作費用補助をすることで地元農家の支援に注力している。

計上された事業費は7732万円であり、その費用は6月定例県議会に提案されている。

 霧島連山・硫黄山の火山活動に伴い、えびの市の河川の水質が再び悪化した問題で、宮崎県は同市・えびの高原に設置している水質改善施設の機能回復や、水稲の作付けを断念した農家への転作費用補助などを通し、地元農家の支援に取り組む。事業費計7732万円を計上した本年度一般会計補正予算案を、7日開会した6月定例県議会に提案した。