「地元の会社に請けてほしかった」前三郷町長が起訴内容認める 保育園建て替え工事巡る官製談合 奈良

AI要約

奈良県三郷町の前の町長(64)が町が発注した事業の入札情報を漏らした罪に問われている裁判が始まり、前の町長は起訴内容を認めました。

奈良県三郷町の前の町長、森宏範被告(64)は、4年前、町が発注した保育園の建て替え工事に関連する事業の入札をめぐり、建設会社側に非公開の設計金額を伝え公正な入札を妨害した罪に問われています。

森被告は在宅起訴された後、会見を開いて起訴内容を認めた上、ことし1月には、町長を辞職しました。7日に始まった裁判で、森被告は改めて起訴内容を認め「信頼できる地元の会社に仕事を請けてほしかった。町民らに改めてお詫びする」などと話しました。

「地元の会社に請けてほしかった」前三郷町長が起訴内容認める 保育園建て替え工事巡る官製談合 奈良

 奈良県三郷町の前の町長(64)が町が発注した事業の入札情報を漏らした罪に問われている裁判が始まり、前の町長は起訴内容を認めました。

 奈良県三郷町の前の町長、森宏範被告(64)は、4年前、町が発注した保育園の建て替え工事に関連する事業の入札をめぐり、建設会社側に非公開の設計金額を伝え公正な入札を妨害した罪に問われています。

 森被告は在宅起訴された後、会見を開いて起訴内容を認めた上、ことし1月には、町長を辞職しました。7日に始まった裁判で、森被告は改めて起訴内容を認め「信頼できる地元の会社に仕事を請けてほしかった。町民らに改めてお詫びする」などと話しました。

 一方、検察は「懇意にしていた会社社長なら知人の業者を下請けにしてもらえると考え、これまでにも入札情報を繰り返し漏らしていた」などと指摘しました。