工場火災想定し消火訓練 宇都宮市のSUBARU 航空宇宙カンパニー
AI要約
宇都宮市でヘリコプター製造工場で消防訓練が行われました。
毎年行われる訓練で、今年はスバル航空宇宙カンパニー宇都宮製作所で実施されました。
訓練では火災を想定し、消防隊と従業員が連携を図りました。
宇都宮市では７日、ヘリコプターを製造する工場で火災を想定した消防訓練が行われました。
この訓練は、宇都宮市が全国危険物安全週間に合わせて１９６５年から毎年行っているものです。今年は、陸上自衛隊のヘリコプターなどを製造している「スバル航空宇宙カンパニー宇都宮製作所」で行われ、市の消防局や従業員などおよそ８０人が参加しました。
訓練は、引火性が強い溶剤を搬送中に地震が起き、車や建物へと燃え移るという想定で、従業員による初期消火から消防隊が火を消し止めるまでを実践的に行いました。
県内では、宇都宮市消防局が最初に導入した映像を使った通報システムで現場の状況を伝えると、はしご車が登場し、屋根の上からの放水を行いました。
県内では昨年度、危険物を扱う施設で１２件の事故が起きていて、参加者たちは、本番さながらに火災が起きた時の連携を深めていました。
