重要文化財を火災から守る 飛騨の里で放水訓練 岐阜県高山市

AI要約

飛騨民俗村・飛騨の里で合掌家屋を火災から守る放水訓練が行われた。

毎年春と秋に消防訓練を実施し、今年は16人のスタッフと6人の消防署員が参加。

訓練では出火想定地からの初期消火や放水、延焼防止設備を使用しての訓練を行った。

重要文化財を火災から守る 飛騨の里で放水訓練 岐阜県高山市

  高山市の野外博物館「飛騨民俗村・飛騨の里」で、合掌家屋を火災から守るための放水訓練が行われました。

  飛騨の里には、国や県、市の重要文化財が数多く保存されていることから毎年、春と秋に消防訓練を行っています。

  今年は、飛騨の里のスタッフら16人と高山消防署員6人が参加し合同訓練を行いました。

  敷地内の旧西岡家から出火したとの想定で、水消火器による初期消火や観光客の避難誘導、駆け付けた消防署員による放水が本番さながらに行われました。

  また、延焼防止設備「ドレンチャー」を使った訓練では、建物の周辺から勢いよく水が放たれ、合掌家屋が水のカーテンに包まれていました。

※住育乃館長

  「外国人観光客のお客さんがとても多くなっておりますので、英語対応の誘導に関して更に一層取り組みを深めたいと思います」