海自大型無人機シーガーディアン 7日きょう鹿屋上空の試験飛行中止 理由明らかにせず

AI要約

海上自衛隊が青森の基地で試験運用している大型の無人偵察機「シーガーディアン」が鹿屋市上空で初の試験飛行を予定していたが、中止となった。

シーガーディアンは、中国を念頭にした東シナ海の警戒監視を目的としたアメリカ製の無人偵察機であり、無人機による代替を検証するために飛行が計画されていた。

予定されていた鷹ヶ根基地上空での試験飛行は、何らかの理由で中止され、理由は明らかにされていない。今後の飛行計画には不透明な状況が続いている。

海上自衛隊が青森の基地で試験運用している大型の無人偵察機「シーガーディアン」がきょう7日午後、鹿屋市上空を初めて試験飛行する予定でしたが、中止となりました。

海上自衛隊が試験飛行を予定していたのは、青森の八戸航空基地で試験運用されているアメリカ製の大型無人偵察機「シーガーディアン」1機です。

シーガーディアンは、鹿屋基地に去年まで配備されていたアメリカ軍のMQ9の派生機で、中国を念頭にした東シナ海の警戒監視を無人機で代替できないか検証するために試験飛行が予定されていました。

シーガーディアンは7日、八戸航空基地を飛び立ち、午後2時ごろに鹿屋航空基地の上空を初めて試験飛行する予定でした。

しかし、鹿屋基地によりますと、八戸航空基地を飛び立ったものの、何らかの理由で鹿屋での試験飛行を中止したということです。

理由は明らかになっていません。シーガーディアンは今月11日と12日に鹿屋基地を離着陸する予定ですが、それまでに鹿屋基地上空の試験飛行を行うかは分かっていません。