セクハラとパワハラで海自男性隊員(42)が停職6カ月の懲戒処分

AI要約

男性隊員が海上自衛隊横須賀地方総監部でセクハラやパワハラ行為を行い、懲戒処分を受けた。

停職6カ月の懲戒処分を受けた42歳の男性2等海曹は、部下隊員に対して不適切な行動や言動を行っていたことが発覚した。

横須賀地方総監部は再発防止に努め、教育指導を徹底するとコメントしている。

海上自衛隊横須賀地方総監部は、長期間に渡りセクハラやパワハラ行為があったとして、男性隊員を6日付けで懲戒処分にしました。

停職6カ月の懲戒処分になったのは海上自衛隊で潜水艦救難艦ちよだに所属する42歳の男性2等海曹です。

横須賀地方総監部によりますと2等海曹は2020年5月から翌年12月にかけて所属部隊の複数の部下隊員に対し髪や頬を触わるなどのしたほか、2021年から翌年にかけては「何もできないやつ」などの言動を繰り返すハラスメント行為があったということです。

2等海曹は聞き取りに対し「記憶にないため覚えていない」と話していますが、複数いた目撃者の証言内容が一致したことを受け、6カ月の停職処分となりました。

潜水艦救難艦ちよだ艦長の喜多村宗範2等海佐は、「隊員がこのような事案を生起させたことについて重く受け止めております。 隊員の服務指導及び心情把握を徹底し再発防止に努めてまいります」とコメントしています。