ごみ分別、自分でできるよ 花岡幼 リサイクルなど全園児が学習会 三重・松阪

AI要約

三重県松阪市大黒田町の市立花岡幼稚園で「世界環境デー」に合わせて環境学習会が開催された。

園児らはリサイクルや環境問題について楽しみながら学習し、CO2の問題やリサイクルの大切さを学んだ。

講師による絵本の読み聞かせやリサイクルマークの説明、ダンスでの学習が行われ、園児たちは楽しみながら環境保護に関心を深めた。

ごみ分別、自分でできるよ 花岡幼 リサイクルなど全園児が学習会 三重・松阪

 5日の「世界環境デー」に合わせて、三重県松阪市大黒田町の市立花岡幼稚園(辻木愼吾園長、59人)は4日午前10時から同園で、リサイクルや環境問題について学習会を開いた。園児らは楽しみながらごみの分別や自分たちにもできる環境保護について学んだ。

 「世界環境デー」は環境保全に対する関心を高める啓発活動の日として、1972(昭和47)年6月5日にスウェーデン・ストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められた。同園では毎年この日に合わせて啓発の取り組みを実施している。

 この日は昨年に引き続き、四日市市の県環境学習情報センターから坂崎由佳さん(54)を講師に招き開催。「CO2って知っていますか。工場で水をきれいにしたり、ごみを燃やしたりするとたくさん出てきて地球が熱いと汗をかいています」などと話した後、ものの大切さを説いた絵本「もったいないおばあさん」を読み聞かせた。坂崎さんが「歯磨きしてる人、水を出しっ放しにしないで止めてますか」と問い掛けると、園児からは「はーい」と元気に返事が返った。

 プラスチック、紙、アルミなどの5種類のリサイクルマークによる分別の仕方や、牛乳パックはトイレットペーパーやノートに、ペットボトルは服や新しいペットボトルなどに生まれ変わることなどを説明した後、全園児で「みんなでへらそうCΟ2」のダンスを同センターのマスコットキャラクター・ゼロ吉の着ぐるみと一緒に踊った。

 久保陽ちゃん(年長)は「(ゼロ吉の着ぐるみ)が大きかった」、奥田寛大君(同)は「ダンスが楽しかった」と話した。