夏の行楽シーズン前に水難救助訓練/埼玉県

AI要約

県警が長瀞町の荒川で水難事故に備えた救助訓練を行った。

警察官や機動隊員らが川の流れに身を任せる技術や救助方法を訓練した。

去年県内で10件の水難事故が発生し、6人が死亡したことから、水難事故への備えが重要視されている。

 夏の行楽シーズンを前に、県警は長瀞町の荒川で水難事故に備えた救助訓練を行いました。

 5日の訓練には、秩父警察署の警察官と機動隊員ら30人が参加しました。

 訓練では、川に流された時、岩に衝突しないよう下流側に足を向けて川の流れに身を任せる技術を確認しました。

 また、川に流されてしまった人が意識がある際の対応についても訓練しました。

 一方、救助者の意識がない場合は、警察官たちが声を掛け合いながらロープを使い泳いで救助していました。

 県警によりますと、県内では去年、10件の水難事故が発生し6人が死亡しました。

 参加者はゴムボートを使い、取り残された人を救助するなど様々な想定で訓練を行い、水難事故に備えていました。