植物廃棄物を原料に内装材や家具を製造 岐阜市のスタートアップ企業「スペースワスプ」を資金支援

AI要約

岐阜市のスタートアップ企業が植物廃棄物を原料に建物の内装を手掛けることに資金支援を受ける

投資専門会社NOBUNAGAキャピタルビレッジが出資し、2022年に設立された製造会社Spacewaspが受ける

両社はぎふスタートアップ支援コンソーシアムの会員で、新たな産業やビジネス開発を推進している

植物廃棄物を原料に内装材や家具を製造 岐阜市のスタートアップ企業「スペースワスプ」を資金支援

  投資専門会社のNOBUNAGAキャピタルビレッジは4日、岐阜市のスタートアップ企業で植物廃棄物を原料に建物などの内装を手掛ける会社に資金支援することを発表しました。

  出資を決めたのは十六フィナンシャルグループの投資専門会社「NOBUNAGAキャピタルビレッジ」で、資金を受けるのは2022年に設立された製造会社「Spacewasp」です。

  両者はいずれも「ぎふスタートアップ支援コンソーシアム」の会員で、新しい産業やビジネスを開拓しようと交流を深めてきました。

  出資を受けるSpacewaspは、さまざまな植物廃棄物を樹脂に変えて、3Dプリンターなどで建物の内装材や家具を作っています。

  伊勢崎勇人社長は「あらゆる植物で内装空間を作る事業が加速できる。技術開発や人材集めも進められる」と話しました。

  一方、資金を支援するNOBUNAGAキャピタルビレッジの峠清孝社長は「この技術を生かせば世界を変えていける可能性がある。全力でサポートしていきたい」と期待を寄せました。