「こども誰でも通園制度」試行スタート 専業主婦も子供を保育園に預けられる 呉・福山・尾道

AI要約

広島県内の一部自治体で始まった「こども誰でも通園制度」についての記事。専業主婦や育児休暇中の親でも子供を保育園に預けられる取り組みだ。

利用条件や料金、利用者の声などが紹介されている。

今後は全国展開も視野に入れ、子育てや個人の時間を大切にする考えが示されている。

「こども誰でも通園制度」試行スタート 専業主婦も子供を保育園に預けられる 呉・福山・尾道

親が働いていなくても保育園などに子供を預けられる「こども誰でも通園制度」が今月から広島県内一部の自治体で試行的にスタートしました。

呉市の保育園。

2才になる子供とやってきたお母さんの職業は…。

「専業主婦です」

今月から呉市や福山市、尾道市の県内3つの自治体で試行スタートした「こども誰でも通園制度」は、6ヵ月から3歳未満を対象に専業主婦や育児休暇中など働いていない親の子供も保育サービスを受けられるものです。

利用時間は月10時間までで、料金は1時間300円程度と事業者により異なり、事前に登録が必要です。

【利用者は】

「自分の病院に行くときとか、大変ありがたく思っています。同い年の子と遊ぶ機会も増えるので利用させていただければなと思います」

県内では、広島市でも来月から試行スタートする予定ですが、保育士不足などの課題もあり、こども家庭庁では、試行事業で課題を確認し、2026年度から全国で本格的に始動させる方針です。

<スタジオ>

子育ても、もちろんですが、母親として、個人としての時間も大切ですね。

【TSS野球解説者・山内泰幸さん】

「預けている時間に用事が済ませられて、お母さんにとっていいですね」