埼玉県人の座右の銘、書に 政財界、文化人らゆかりの109人の「感動の言葉展」大宮で3日まで

AI要約

埼玉県にゆかりのある政治家や経済人、芸術・文化人ら109人の「座右の銘」を書家が書き起こした展覧会が開催された。

会場では筆文字による言葉の数々が展示され、特別作品として大野知事の座右の銘も見ることができる。

展示会には大野知事も訪れ、「言葉は筆文字で表現される時、活字にはない独特の表現力をもたらす。」とコメントした。

埼玉県人の座右の銘、書に 政財界、文化人らゆかりの109人の「感動の言葉展」大宮で3日まで

 埼玉県にゆかりのある政治家や経済人、芸術・文化人ら109人の「座右の銘」をさいたま市在住の書家、金田石城氏が書き起こした展覧会「彩の国・座右銘 感動の言葉展」(同実行委員会主催)が2日、さいたま市大宮区のレイボックホールで始まった。3日まで。入場無料。

 同展は、埼玉新聞社発行の「彩の国・座右銘 感動の言葉」の出版記念として企画された。会場には、掛け軸のサイズに収まった筆文字による言葉の数々を展示。特別作品として、大野元裕知事の座右の銘「立国は私なり 公に非ざるなり」(作者・福澤諭吉)は、2畳分の金びょうぶに揮毫(きごう)されている。

 この日、会場を訪れた大野知事は、「われわれが知っている言葉でも書に残すことによってより深く心に刻まれ、記憶にも残る。座右の銘を書にしたためていただき、大変光栄」と感謝の言葉を寄せた。金田氏は「言葉は筆文字で表現される時、活字にはない独特の表現力をもたらす。県内でご活躍の方々の座右の銘を書かせていただき、誇りに思う」と話していた。

 開催時間は、午前10時~午後6時。金田氏の個展も同時開催している。

 問い合わせは、埼玉新聞社出版担当(電話048・795・9936)へ。