【難読漢字】知らないと読めないと思う魚偏の漢字はどれ? 3つの漢字を紹介

AI要約

「魚偏」を含む漢字の中でも、知らないと読めないと思われるエイ、サヨリ、オオサンショウウオの漢字を紹介。

エイの漢字「鱏」は両生類のハシナガチョウザメを意味し、エイの特徴を表現している。

サヨリの漢字「鱵」はサヨリの形状や特徴を表す漢字であり、鍼灸治療の意味も持つ。

【難読漢字】知らないと読めないと思う魚偏の漢字はどれ? 3つの漢字を紹介

 「偏(へん)」や「旁(つくり)」などの組み合わせでさまざまな意味を表す漢字。日本人になじみ深い魚介に関する漢字には「魚偏」が多く使われていますが、初見ではとても読めないような難読漢字も少なくありません。

 そこで今回は「知らないと読めないと思う魚偏の漢字」というテーマで、3つの漢字を紹介していきます。

 エイはサメと同じ軟骨魚類に属する魚で、扁平な体型と体の下側に開いた口やエラが特徴です。漢字では「鱏」と書き、旁の「覃」には深い、うまい、大きいといった意味があります。元々はハシナガチョウザメという淡水魚を意味しているとか。なお、エイの他の書き方としては「海鷂魚」「鱝」「鰩」があります。

 サヨリといえば、刺身や寿司ネタなどとしても人気の細長い魚。そのため、「細魚」や「針魚」といった字があてられる一方、漢字一文字で「鱵」とも表記されます。旁の「箴」は鍼灸治療の「鍼」と同じ針の意で、中国ではサヨリを「箴魚」と呼ぶことから生まれた漢字といわれているそうです。

 日本を含め世界各地に分布しているサンショウウオ。特に日本の固有種であるオオサンショウウオは、世界最大の両生類として知られています。一般には「山椒魚」と表記し、香辛料の山椒の香りがするのが由来といわれています。漢字一文字では魚偏に「兒」で「鯢」と書きますが、上述の通り魚ではありません。

 日本には魚類に限らずたくさんの魚偏の漢字が存在していますね。その中でもあなたが知らないと読めないと思う魚編の漢字はどれですか?