今さら聞けない、新NISAの始め方。プロが語る「月3000円でも始めたもん勝ち」

AI要約

新NISAの始め方をファイナンシャルプランナーが3ステップで解説。口座開設の方法や注意点も紹介。

初めに必要な手続きや注意すべき点について。特に納税方法には注意が必要。

投資を続けるための貯金やつみたて投資枠の活用方法について。利益を出しやすいポイントも解説。

今さら聞けない、新NISAの始め方。プロが語る「月3000円でも始めたもん勝ち」

新NISAに興味はあるけれど、「制度がよくわからない」「やり方がわからない」などで、どうしていいか悩む人が多いようです。そこで、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんが、新NISAの始め方を3ステップでわかりやすく紹介。また、始めるときに知っておきたい6つのポイントもお聞きしました。

新NISA口座が開けるのは、銀行と証券会社。

「証券会社の方が投資信託の種類が多く、ETFや個別株も扱っていて使い勝手がいいです。手数料が少なく、余計な営業がないネット証券がベスト」

・楽天証券:口座開設と運用で、楽天ポイントの還元率や楽天銀行の金利がアップ。楽天ユーザーならここ。

・SBI証券:顧客満足度の高いネット証券。貯められるポイントの種類も豊富で、ポイント投資も可能。

最初に総合口座を開設してから、新NISA口座を開設。

「口座開設には、本人確認書類(マイナンバーカードなど)が必要。ネット証券の場合、スマホで写真を撮り、アップロードすれば、郵送も不要」

本人確認書類をアップロードし、名前、生年月日、住所などを入力。

「審査にとおると1~3営業日で口座のログインIDが届きます。必要事項を入力し、初期設定が完了すれば取引可能に」。

また、つまずきやすい「納税方法」にも注意しましょう。本人情報の入力時に、課税口座で取引した場合の納税方法を選ぶ必要あり。

「特段の事情がない限り、『特定口座・源泉徴収なし』に」

お金のプロであるファイナンシャルプランナーの横山さんが新NISAを始めるときに知っておきたいポイントを6つの格言で指南します。

投資を継続するには、ピンチに対応できる貯金が不可欠。

「急な出費のためのお金として月収1.5か月分、生活防衛費として月収6か月分、計月収7.5か月分をまず貯めましょう。すでに貯金がある人は、すぐに始めてOK」

まずは、つみたて投資枠で投資信託を積み立てるのが最善。

「毎月同じ商品を同じ額で購入するため、価格が高いときは少なく、安いときは多く買えて取得価格が平準化(へいじゅんか)します。長く続けるほど利益が出やすい点もおすすめです」