50代、ひとり暮らしの「すっきり玄関」。靴は6足だけ、そのぶん靴箱にほかのアイテムも収納

AI要約

ようささんの事例を通じて、持たない暮らしを楽しむための整理整頓のアイデアを紹介しました。

靴を中心に、必要最低限のアイテムを選んで収納し、家計や生活面でのメリットを説明しました。

また、玄関の使い方やDIYのポイントについても解説しました。

50代、ひとり暮らしの「すっきり玄関」。靴は6足だけ、そのぶん靴箱にほかのアイテムも収納

整理整頓された玄関にするアイデアを紹介します。子どもたちの独立を機に賃貸物件に住み替え、“持たないひとり暮らし”を楽しむ様子をインスタグラムで情報発信している、50代のようさん(フォロワーは4.3万人)の事例です。所持している靴が少ないぶん、靴箱を有効活用する方法などについて語ります。

所持している靴は少ない方だと思います。初夏から秋口に履くのは、スニーカー2足とサンダル1足。秋から春にかけて履くブーツ3足。合計すると、年間6足で過ごしています。ブーツのうち1足は、レインシューズも兼ねています。

私は10年ほど前から、モートン病という足裏の中指と薬指のつけ根あたりが痛くなってしまう症状があります。最初はなんとなく痛いなと感じるだけでしたが、この症状が2年前から進み、合わない靴だと50メートルも歩けない状態になりました。

靴を購入しても、合わずに履けないことが何回も。痛みが出にくい靴を残していくうちに、今の6足に落ち着きました。ブーツの方がスニーカーよりラクなため、1年のうちのほとんどブーツを履いています。今後、私の足でも痛くならないパンプスに出合えたらいいなと思っています。

以前は、今の倍以上の靴を持っていました。靴の選択肢が少ないのは、おしゃれな方だと寂しく感じると思います。私の場合、ファッションに無頓着なタイプなので、履けるものが決まっていることで、悩む時間がなくなり、かえって支度がラクになったと感じています。

わが家の玄関の靴箱は、5段あります。6足しかない靴は2段に収まってしまうため、スカスカの状態。「残りの3段をどうしよう?」と悩みました。そこで、1段は玄関掃除のほうきとちり取りを、もう2段は、無印良品のファイルボックスで区切って収納に使うことにしました。ファイルボックスは、1段あたり幅の広いものと狭いものを組み合わせてぴったり収まるようにしています。

上段のファイルボックスには、以下のものを入れています。

・家の契約書類など、引っ越しに必要なもの

・非常用のストック食品

・折りたたみ傘、エコバックなど

下段のファイルボックスには、以下のものを入れています。

・非常用の水

・非常用の着替え

・来客用スリッパ、玄関のインテリア小物など

引っ越し関連のものをまとめたのには、理由があります。賃貸の引っ越し時は、書類以外にインターネット接続のコードや使用していない備品など、原状回復に必要なものがあります。前回の引っ越しは、それらをバラバラにしまっていたので苦労しました。そこで、引っ越しの予定はありませんが備えとしてまとめて玄関に置くことにしました。

防災用品は寝室のクローゼットが定位置ですが、災害時に避難をすることになったとき、玄関にも置いておくと持ち出しやすいだろうと思い一部を移しました。

玄関には「水」「食料品」と「防災リュックに入りきれなかったもので、洋服など季節によって中身を変えたいもの」を収納しています。以前は防災リュックに食料品を入れていましたが、ふとチェックしてみたら賞味期限切れものがたくさん出てきた経験が。それからは、食料品はリュックの中ではなく、こまめにチェックできる場所に置くようにしました。

入居当時の玄関の床は、濃いグレーでした。暗くて古い印象が気になっていたので、原状回復も簡単なクッションフロアシートでプチDIYをすることに。

候補がたくさんあって悩みましたが、ついに理想的な白っぽいタイル柄のクッションフロアシートを発見。床に合わせてカッターで切って敷いただけで、自分好みの玄関になって大満足です。