「お前の目、もやし」“詐欺メイクの神”人気YouTuber・足の裏が語る「学生時代のコンプレックス」

AI要約
足の裏さんが詐欺メイクの神と呼ばれるYouTuberで、苦難を乗り越えて母として生きる彼女のストーリー。学生時代のいじめや家庭の困窮から自己肯定感を高め、メイクに打ち込んだ過去。失恋や交際相手からの暴言にも耐え、自分を受け入れる過程を経験。高校時代のアイプチから始まる二重まぶた作り、ギャル友達の影響でメイクを学び、自分のお顔立ちに合ったメイクを模索する姿勢。アイプチのコツやメイクの失敗も経験し、独自のスタイルを築いていく様子。交際相手からの辛い言葉に立ち向かいながら、自分を受け入れることの大切さを学び、コンプレックスを乗り越えることで自信をつけていく足の裏さんの成長ストーリー。
「お前の目、もやし」“詐欺メイクの神”人気YouTuber・足の裏が語る「学生時代のコンプレックス」

 「詐欺メイクの神」と呼ばれているYouTuber・足の裏さん。はれぼったい一重からパッチリの二重へと整形級に大胆イメチェンするメイク動画で人気を集めている。学生時代にはクラスの男子から「お前の目、もやし」と暴言を言われていた過去や、修学旅行に行けないほど家庭が困窮していた学生時代…、数々の苦難を乗り越え2児の母として生きる彼女。コンプレックスをはねのけ、自己肯定感をあげてくれたメイクへの思いとは。当時の話をあらためて振り返る。

 足の裏さんが、自分がルックスに恵まれていないことを自覚したのは学生時代の出来事がきっかけだった。

「中学に入ってから、クラスの男子たちに『お前の目、もやし』と言われても、傷つくことは一切なく、『うるさーい!(笑)』などと言い返してじゃれあっていました。前向きなタイプだったんだと思います(笑)」

 当初は前向きだったが、中学時代の失恋から「かわいくなりたい」と決意し、高校の入学式を前にアイプチで二重を作るように。そこから彼女はメイクにのめり込んでいくようになる。

「クラスメイトのギャルたちが教室でメイクをする過程を見て、学びました。ただ、そのギャル友達も、メイクページに載っているモデルさんも、もとのお顔立ちがキレイなうえにメイクをされているので、私が同じようなメイクをしても、物足りない顔になってしまってしまうんです。それが自分の中の大きな課題で、もっとアイラインを太くしたらいいのかな? つけまつげを3枚重ねたらいいのかな? 大きいカラコンをつけたらいいのかな? など試行錯誤を繰り返して、どんどんメイクが濃くなっていって…。当時は、まわりから見たら『そのメイクは正解なの?』っていう失敗も多かったと思います(笑)」

 試行錯誤を繰り返し、アイプチがはがれないように、「水と衝撃は絶対NG」として、友達とプールに行っても「泳がない」と宣言していた。だがそんな時期にも交際相手からひどい言葉を言われた。

「ひとつだけ、強烈に覚えている衝撃ワードがあります。当時付き合っていた人から『お前って中の下だよね』って言われたんです。好きな人からの言葉にはやっぱり素直に傷ついて、今も記憶に残っています。私からアプローチして、告白してくれたのは向こうだったので、あなた私のこと好きだよね? って。しかも、素顔を知らない状態で『中の下』って(笑)」