中学受験、各学校の特徴把握重要 栄光ゼミナール担当者が教える 埼玉中・高入試最新動向

AI要約

中学受験における志望校選びのポイントについて説明。

受験生の志望校選びのアンケート結果に基づく情報を紹介。

志望校を決める際の重要性と準備のスケジュールについて。

中学受験、各学校の特徴把握重要 栄光ゼミナール担当者が教える 埼玉中・高入試最新動向

中学受験における志望校の決め方について説明します。中学受験を経て進学すると、ほとんどの場合その学校の理念や教育方針に沿った6年間の一貫教育を受けることになります。したがって、学校ごとの特徴を理解して、わが子に合った志望校を選択することがとても重要です。学校探しのポイントは、①毎日通学できる範囲にあるか。通学時間は1時間程度までを考えている方が多いようです。 ②男女別学か共学か、大学付属か進学校か。どれか1つのタイプにしぼるのではなく、それぞれのメリットを理解して幅広く考えることが重要です。 ③その学校の特徴や魅力は何か。大学進学実績だけでなく、グローバル教育、サイエンス教育、探究活動など具体的な教育内容を必ず確認しましょう。

受験を終えた受験生へのアンケート結果によると、志望校を決めるうえで最も重視した点は「学校の教育方針や校風」が最も多く、情報の収集方法は「学校行事や説明会」や「学校のホームページ」が多くなっています。ほとんどの受験生は文化祭や説明会など実際に学校まで足を運び、そこで校長先生のお話を聞いたり、在校生の活躍する姿を見たりして志望校を決めているようです。同じ地域の学校が集まる合同説明会もあります。一度にたくさんの情報を収集できるので活用するといいでしょう。

第一志望校は小6の夏休み前までに決めて、のべ6校以上出願するつもりで準備しましょう。小6後半の模試や過去問練習を通じて併願校を絞り込んでいきます。志望校を決めていく際に最も大切なのは本人の意思が反映されることです。文化祭などのイベントに参加した経験がとても強い動機付けになります。本人の意思とご家庭の方針をしっかり確認して納得できる志望校選びをしましょう。(栄光ゼミナール入試情報センター責任者・藤田利通)