江原啓之「推し活仲間が男性とわかり、夫がいい顔をしない。やましくないから無視する?夫も誘う?どちらが幸せぐせか」

AI要約

スピリチュアリストとして、江原啓之さんが『婦人公論』の新連載で読者のお悩みに答える。今回は推し活仲間が男性で夫がいい顔をしない状況について解決策を示す。

夫婦関係を大切にし、相手の気持ちを理解しつつ穏やかな解決を図ることが幸せぐせとされる。

夫を友人に紹介し、心配を解消させることや推し活に夫を誘うことで、信頼関係を築きながら幸せな関係を築くことが重要である。

江原啓之「推し活仲間が男性とわかり、夫がいい顔をしない。やましくないから無視する?夫も誘う?どちらが幸せぐせか」

スピリチュアリストとして、さまざまな角度から読者のお悩みに答え、生きる指針を示してくれる江原啓之さん。現在は熱海に在住し、ていねいな暮らしをしながら日々「生きる上で大切なこと」を発信し続けています。『婦人公論』のリニューアルにあたって始まった新連載「〈幸せぐせ〉を身に着けよう」。第29回は「推し活仲間が男性。恋愛関係ではないのに夫がいい顔をしない」です。

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Q 推し活仲間が男性。

恋愛関係ではないのに夫がいい顔をしない

A)夫を推し活に誘い、友人を紹介する

B)やましいことは一切ないので無視する

◆今後のためにも穏やかな解決を

ここ数年でよく聞くようになった“推し”とは、人に推薦したいほど自分がハマっている人やもののこと。“推し活”とはそれらを熱心に応援する活動のことを意味します。例えば好きなアイドルのコンサートやイベントに行ったり、応援の様子をSNSなどで発信したりすることを推し活というようですね。

今回のテーマで登場する妻もハマっているものがあり、その推し活を通じて知り合った人と友人になりました。共通の話題があれば性別に関係なく会話は弾み、親しくなるのも理解できます。ところが話を聞いているうちに、その友人が男性だと知った夫は心中穏やかではなくなった。そんな状況での選択は、どちらが幸せぐせだと思いますか?

妻がどこでどういう活動をしようと本人の自由だし、友人が異性というだけで推し、嫉妬するなんて夫の心が狭い。そう思ってBを選ぶ人がいるかもしれませんが、実はこちらが不幸ぐせです。夫をつっぱねる方向に進むよりも、ここは相手の気持ちを察し、穏やかに解決するほうが、夫婦関係はもとより、その後の推し活もしやすくなるはず。

つまり夫を友人に会わせ、「心配するような人じゃないよ」と安心させるのが幸せぐせです。一度会って気が合えば、家族ぐるみで付き合うこともできるでしょう。加えて、推し活に夫を誘ってみれば、やましいことはないと証明できますし、夫も納得するはずです。