昭和12年（1937）を舞台に、NHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』第６週がスタート。主人公・猪爪寅子らは高等試験を受ける最終学年となり、日中戦争が勃発する時代背景に置かれる。
昭和時代における日本の国際社会の孤立化や、日独協定・日独伊協定などの外交関係の動きが、後の太平洋戦争に向けた構造を形成していた。
法曹界も戦争への道筋と無縁ではなく、帝国弁護士会の行動や司法大臣のナチス主義者の翻訳論文の刊行、日中戦争などが激動の時代を予感させる展開となっている。
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