静岡・興津川のアユ釣り解禁 朝からの雨で増水して支流で15尾

AI要約

20日、アユ釣りが解禁されたものの、雨で河川の水量が増えていた。多くの釣りファンが解禁を楽しめない状況となったが、支流では水が澄んでおり釣果が見込めた。

中河内川では午前11時ごろから釣りが可能となり、20センチ級のアユが15尾釣れた。本流も水が引いており、22日か23日には釣りが期待できそう。

放流魚の20センチ級が釣れている中、天然遡上のアユはまだ小さい状況。しばらくは放流魚を狙うことになりそうだ。

静岡・興津川のアユ釣り解禁 朝からの雨で増水して支流で15尾

 20日、静岡県静岡市を流れる興津川でアユ釣りが解禁になった。しかし、この日は午前6時まで雨が降り、中流の高瀬では約1メートル増水して赤濁り状態だった。文字通り「水を差された」形になり解禁を楽しみにして駆けつけたファンの多くは帰った。しかし、支流の中河内川は雨がやむと次第に水は澄み、午前11時ごろから竿が出せる状態になった。数人が釣り、午後3時までに多い人で15尾。サイズは20センチ級が交じった。

 本流も徐々に水が引き始めており、22日か23日には釣りができそう。高瀬でオトリ店「さかなや」を営む望月啓志さん(86)は「20センチ級の良型は放流魚。天然遡上(そじょう)の魚はまだ小さい。開幕前の予想通り、しばらくは放流魚狙いになる」という。