通勤・通学時のスマホ利用、若年層や大都市ほど多い傾向

AI要約

若年層ほど通勤・通学・外出時にスマートフォンを利用している割合が高いことが調査結果で明らかになった。

男性よりも女性の方が通勤・通学・外出時にスマートフォンを利用する割合が低かった。

大都市在住者ほどスマートフォンを利用する割合が高いことがわかった。

通勤・通学時のスマホ利用、若年層や大都市ほど多い傾向

 若年層ほど通勤・通学・外出の移動時にスマートフォンを利用していることが2024年9月17日、NTTドコモ モバイル社会研究所の調査結果から明らかになった。大都市在住者のほうが通勤・通学・外出の移動時にスマートフォンを利用している割合が高く、7割にのぼった。

 「2024年スマホ利用者動向調査」は2024年2月、全国の15~79歳の男女を対象にWebで実施した。有効回答数は5,719人。

 通勤・通学・外出の移動時のスマートフォン利用については、全体の6割が「利用している」と回答。男性で62.5%、女性で57.3%と、男性のほうが通勤・通学・外出時にスマートフォンを利用する人が多かった。

 年代別では、若年層ほど多く、10代男性、10代女性、20代男性、20代女性では約8~9割が通勤・通学・移動時にスマートフォンを利用していた。

 都市規模別でみると、「特別区・政令指定都市」のいわゆる大都市に居住している人が69.2%ともっとも多く、「人口10万人以上市町」59.2%、「中核市・特例市・人口20万人市」57.8%と続いた。「人口10万人未満市町村」は、もっとも少ない52.8%だった。

 通勤・通学・外出の移動時にスマートフォンでしていることは、「LINE・メール・メッセージ」が53.6%と最多、ついで「ニュース、天気予報、交通状況の確認」46.0%、「SNS」34.4%、「音楽、ネットラジオ」16.3%、「予定・スケジュールの確認」15.3%となった。

 男女別・年代別では、通勤・通学・外出の移動時に「SNS」をしているのは、10代女性で67.5%、20代女性で62.9%など、若年層に多い傾向がみられた。