折り鶴で赤湯駅を飾ろう!約150個が完成「鶴の恩返し」にちなみ“照明のオブジェ”を新しいシンボルに【山形発】
AI要約
JR赤湯駅の待合スペースに新たなシンボルとなる「折り鶴」を作るイベントが行われた。
JR赤湯駅に併設される「サーマルプラザ」では改修工事が行われ、リニューアル後のシンボルは250個の折り鶴で作られる「照明のオブジェ」になる予定。
南陽市を舞台とした民話にちなんで折り鶴を作るイベントでは、地元から集まった人々が和やかな雰囲気の中で折り鶴を完成させた。
山形・南陽市にあるJR赤湯駅。その待合スペースの新たなシンボルとなる「折り鶴」を作るイベントが行われた。
JR赤湯駅に併設され、待合室や土産売り場となっている「サーマルプラザ」では2024年6月から、より快適な空間にするための改修工事が行われている。
11月のリニューアル後、プラザのシンボルとなるのが250個の折り鶴で作られる「照明のオブジェ」だ。南陽市が舞台と伝わる民話「鶴の恩返し」にちなんだもので、9月16日、さまざまな人の手で折り鶴を作ろうというイベントが行われた。
工事のデザインを監修する、南陽市に拠点を置く住宅メーカー・シエルホームデザインが参加を呼びかけ、置賜（おきたま）各地から集まった30人ほどが和やかな雰囲気の中で、約150個の折り鶴を完成させた。
参加者は「赤湯駅から出かける時に見られるからうれしい」「自分が折った鶴をみんなに見てもらえるのはうれしい」と話していた。
シエルホームデザイン・堀江龍弘代表取締役CEOは、「『なんで鶴の照明のオブジェクトがあるの?』というところから会話が広がり、南陽市を深く知ってもらったり、地域の他のところにも目を向けてもらえれば」と話す。
JR赤湯駅のサーマルプラザの改修は、南陽市が国の補助を受け約1億3000万円をかけて行っている。工事は10月中に完了する予定。
（さくらんぼテレビ）
