NEC、入国審査・税関申告を顔パスにするキオスク端末受注。羽田2・3タミ、成田3タミ、関空1・2タミで導入へ

AI要約

NECは、入国手続きをスムーズにする出入国キオスク端末の設置と関連システム設計を受注した。

実証実験では、事前情報入力とQRコードの読み取りによって入国手続きを簡略化する試みが行われている。

キオスク端末の設置は羽田、成田、関空の各空港で行われる予定。

NEC、入国審査・税関申告を顔パスにするキオスク端末受注。羽田2・3タミ、成田3タミ、関空1・2タミで導入へ

 NECは9月19日、出入国在留管理庁・税関共同キオスク端末の設置と関連システム設計について、入管庁および税関から受注したことを発表した。

 入国動線上に設置した端末へ事前に必要情報を入力しておくことで、スムーズな入国手続きが実現するという。

 本キオスク端末は1月31日から実証実験を行なっており、「Visit Japan Web」で入国記録と税関申告情報を登録してQRコードを取得し、そのQRコードとパスポート(IC対応)を入国動線上のキオスク端末に読み込ませたうえ、顔写真の撮影と指紋読み取り(指紋読み取りは日本人は対象外)を実施すると、対応入国ゲートを簡単に通過できるというもの。

 今回の調達で設置を予定しているのは、羽田の第2・第3ターミナル、成田の第3ターミナル、関空の第1・第2ターミナル。