驚きの極太麺! 武蔵野うどんの店『肉汁饂飩屋 とこ井』(高円寺)で汁まで飲み干す「肉汁つけうどん」

AI要約

極太麺の人気店『肉汁饂飩屋 とこ井』で味わった武蔵野うどんの魅力。待つ価値ありの食べごたえ満点な一杯。

極太麺は重厚でモチモチ感はないが、歯ごたえが良く、小麦粉の香りと甘みが広がる。

肉汁つけうどんのつけ汁は濃厚で具材も豊富。液体ゆずで味わいを引き締め、最後まで楽しめる。

驚きの極太麺! 武蔵野うどんの店『肉汁饂飩屋 とこ井』(高円寺)で汁まで飲み干す「肉汁つけうどん」

 箸で持ち上げるのも重そうな極太麺。たまたま検索で見つけたのは、初めて聞いた「武蔵野うどん」の人気店『肉汁饂飩屋 とこ井』(高円寺店)。その見た目に心動かされて、翌日には実際に食べに出かけてしまいました。

 入り口で食券を購入し、席に着いて店員さんに麺の種類と温度を伝えます。事前に口コミを読んで、人気だった冷たい極太麺をチョイス。

 温もりを感じる木のカウンターには、目の前の厨房から湯気がもわっと立ち込めます。店内が蒸し暑く、白っぽく霞んで見えるほど。待っている時間も雰囲気があってうどんが待ち遠しくなりました。

 こちらが極太麺の「肉汁つけうどん」。麺は少し茶色っぽくて、そばとうどんの間のような色。平均的な厚みが割り箸と同じくらい! 持ち上げると予想通り、かなりの重たさを感じます。

 一噛みごとに抵抗感があって重たいのですが、もちもち感はなく、スッと切れる感じがまた爽快。噛み締めるほどに小麦粉の香りと甘みが広がります。厚みが薄いところはツルッとしていて、手打ち感がまたいい!

 つけ汁は、肉南蛮のような温かい醤油ベース。飲むには濃いけれど、このうどんにはちょうどよい塩梅です。

 汁の中には大ぶりの具材がたっぷり。ザクザクとした食感の甘いネギ、脂がとろける豚バラ、汁を吸った油揚げ。豚肉とネギを一緒に食べるのがとってもおいしいんです。

 テーブルの張り紙を見ると、「胡麻ラー油」と「液体ゆず」で味変ができるとのこと。筆者が選んだのは液体ゆず。これが最高! 数滴で豊かな香りが広がり、さっぱりした味わいに。少しの酸味で味も引き締まりました。うどん湯を入れたスープ割まで楽しめますよ。

 ちゅるっとすする普通の麺類とは比べ物にならないほど、うどん1本に集中する時間。麺・具材・汁のバランスを考えていたら、あっという間に完食できました。

 土曜日の11時過ぎに訪れましたが、11時半には待機列ができていました。並んでも食べたい味であること間違いないので、高円寺にお越しの際はぜひ探してみてくださいね。

●SHOP INFO

とこ井

住:東京都杉並区高円寺南4-7-5 久万乃ビル 1F

営:11:00~20:45(L.O.) ※火~金曜の16:00~17:00は中休み

休:月曜