TOKYO BASEがクラウドファンディングを活用、店舗でマクアケのアイテム展開

AI要約

マクアケとTOKYO BASEが共同企画を始動。クラウドファンディングを通じた新商品開発を継続。

具体的な施策として、TOKYO BASEの店舗でマクアケプロジェクト商品の展示や販売エリアを設置。

TOKYO BASEは今後もマクアケを活用し、新商品企画を展開予定。

TOKYO BASEがクラウドファンディングを活用、店舗でマクアケのアイテム展開

 クラウドファンディングサービス「マクアケ(Makuake)」を運営するマクアケが、セレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」などを運営するTOKYO BASEとの共同企画をスタートする。TOKYO BASEの運営する店舗と連動する取り組みや、マクアケを通した継続的な新商品発表などの施策を中長期的に行っていく。

 マクアケでは、商品を大量生産する前に世の中のニーズをリアルタイムで把握できることや、店頭では伝えきれない商品の特徴やこだわり、背景ストーリーを伝えられることから、TOKYO BASEはこれまで、実施中を含め同サービスを過去6回活用。合計約3500万円の応援購入総額を売り上げた。今回TOKYO BASEとマクアケが共同企画を実施することにより、価値ある「MADE IN JAPAN」商品が広がることを目指すという。

 具体的な施策としては、TOKYO BASEが運営する一部店舗において、マクアケで展開中の一部アイテムの展示や試着、マクアケ活用後の商品を販売するエリアを2024年10月から順次開設。応援購入を検討しているプロジェクトの商品に実際に触れる機会を創出することで、クラウドファンディングの後押しにつなげていくという。また、商品の背景やストーリーが店頭でも伝わりやすくなるよう、マクアケ実施後、店頭に並ぶ一般販売商品にはマクアケのプロジェクトページに遷移するQRコードを配したタグを取り付ける。

 TOKYO BASEはこれまでマクアケを活用してきたが、今後も同サービスを通じた継続的な商品企画・発表を行い、更なる商品開発力の向上を目指す。2025年1月末までに、新たに10件以上のマクアケのプロジェクトの開始を計画しているという。