タカアンドトシ・タカが息子と娘に「あえて弱音を吐く」理由とは 「子どもを持って生き方がめちゃくちゃ変わりました」
タカアンドトシのタカさんが子育て中で大事にしていることや変化について語る。
子どもとの関わり方や弱音を吐く状況が重要であり、子どもに何でも話してほしいと考えている。
子どもが生まれてからの考え方の変化について、向き合い方が変わったことを語る。
レギュラー番組を多数抱える人気お笑いコンビ、タカアンドトシのタカさんは、現在長男(小6)、長女(小2)の子育て中です。いまも小学校の送り迎えを続けるタカさん。子どもとの接し方で大事にしていることや、パパになってからの変化についてうかがいました。※前編<タカアンドトシ・タカが語る、ピアノに打ち込む思春期長男の子育てと葛藤「俺とは真逆の生き方だから…」>から続く
■弱音を吐ける状況をつくりたい
――奥さまとの子育てで、役割分担していることはありますか?
基本的には決まっていなくて、自分がやりたいと思ったことをやるみたいな。学校の送り迎えは時間さえ合えば、必ず俺が行きますね。近くなので歩きなんですけど。今朝も小6の息子と手をつないで一緒に学校に行きました。
――手をつないでくれるなんて、お父さんのことが大好きなんですね。お子さんとの接し方などで、大事にされていることはありますか?
学校でイヤなことがあったりしたときに、子どもだけの世界で考えると思いつめちゃうじゃないですか。だから何でも話してほしいけど、子どもって「100点取った」とか「先生に褒められた」とか、よかったことは話すけど、イヤなことってあんまり言わないですよね。自分もそうだったけど、カッコつけたがるし、親に心配かけたくないし。
だから俺のほうから「今日収録でクイズに答えられなくてさ。どうしたらいいと思う?」みたいに、子どもに弱音を吐いたり、相談したりするようにしていますね。パパが弱音を吐いているから、自分も言っていいんだという状況をつくりたいと思っていて。家族っていろいろ考えてくれるんだ、案を出してくれるんだというのがわかって、何でも話すことが普通になればいいなと思っています。
■子どもが生まれて不安がなくなった
――お子さんが生まれてから、考え方に変化はありましたか?
めちゃくちゃ変わりましたね。子どもができるまで、あいさつってマジでいらないと思ってたんです。「おはようございます」とか「お疲れさまです」って何のために言うんだろうって。