ファッション誌にもたびたび登場。おしゃれで有名な建築家がメルセデスベンツのゲレンデを選んだ理由とは

AI要約

建築家の直井克敏さんの愛車は、ゴルフ用に4つのキャディバッグが乗ることを重視して選んだ「メルセデス・ベンツ Gクラス G400d」。その他の愛車には「ポルシェ 911カレラS(タイプ991.1)」もある。

直井さんは、メルセデス・ベンツを選ぶ理由として、壊れにくいタフな車であることや、後ろ姿のかっこよさを挙げている。

「ポルシェ 911」については、父親から譲り受けたもので、水冷式の自然吸気エンジンを搭載する最後のモデルを気に入っているという。

ファッション誌にもたびたび登場。おしゃれで有名な建築家がメルセデスベンツのゲレンデを選んだ理由とは

建築家やデザイナーなどクリエイターたちの愛車に関するエピソードを語る連載「クリエイターの愛車」。

今回は、居心地よい住宅建築を数多く手掛ける建築家の直井克敏さんの愛車をご紹介します。建築と同様にスタイリッシュなルックスで、メディアにも登場する直井さん。おしゃれで有名な建築家が選んだ車は?

ゴルフが趣味の直井さんにとって、4つのキャディバッグが乗るということが、車を選ぶうえで重要なポイントだったそう。その要望をやすやすとクリアした車が「メルセデス・ベンツ Gクラス G400d」。

Gクラス、いわゆる「ゲレンデ」と呼ばれる箱型のSUVです。ちなみに、「ゲレンデヴァーゲン」として1979年に発売されたことから「ゲレンデ」の呼称がつきました。

「角張っていて無骨な感じが好きなんです。以前にも『Gクラス 550』に乗っていました。今、愛車として乗っている『G400d』は『E43 ステーションワゴン』からの乗り換えです。

Gクラスはコンセプトやデザインが発売当初からほぼ変わりなく、乗り心地や機能面などが改善されています。ディーゼル車なので燃費もいい。スタッフを乗せて現場や打ち合わせに行くことも多いです。たくさんの荷物が乗るし、友人との旅行などにも重宝しています」

直井さんの歴代の愛車もメルセデス・ベンツ。メルセデス・ベンツを選ぶ理由は、まず壊れないから。

「現代の車は、細かなところまで自分でメンテナンスなどができないぶん、タフなのがいちばん。あと、僕は車の後ろ姿に惹かれるんですよね(笑)。ゲレンデの後ろ姿はやはりかっこいい」

直井さんのもう1台の愛車が「ポルシェ 911カレラS(タイプ991.1)」

「ポルシェの911を乗り換えのタイミングで父親から譲ってもらいました。最新型にも興味はありましたが、金額も手が届かないですし、旧車に乗るにはまだ早いかな、と思っていて。ちょうどいいタイミングで手に入れることができました」

ポルシェ911といえば、多くの人が憧れを抱く車。特に、建築家からの支持が厚く、彦根明さんや高橋昌宏さんの愛車でもあります。

「この年式は991型の前期式。空冷ではなく、水冷式ではありますが自然吸気エンジンを掲載する最後のポルシェ911なんです。後期型のターボエンジンにはない切れ味というかフィーリングが大好きです」

直井さんは、ポルシェの911に乗り、1人で行くゴルフに出かけることもあるそう。

「意外に感じられるかもしれませんが、この車はいちおう4人乗りなので、後部座席にキャディーバックが乗るんですよ!

車好きのクライアントのところに乗って行って仕事の話や車談議をすることもあります。あとは小さくて乗りやすいので、地味に近所へちょっとした買い物に行くのにも都合がよいですね」