フィアット、新型EV『600e』を発売 価格は585万円

AI要約

 Stellantisジャパンは10日、フィアット・ブランドの新型EV『600e(セイチェントイー)』の販売を開始した。オマージュしたデザインや高い実用性を備えたコンパクトSUVである。

 54kWhのバッテリーを搭載し、493キロの航続距離を実現。さらに運転支援機能や快適性向上の機能が充実している。

 新色カラーや便利な機能も充実し、メーカー希望小売価格は585万円。フィアットファンには待望の新モデルである。

フィアット、新型EV『600e』を発売 価格は585万円

 Stellantisジャパンは10日、フィアット・ブランドの新型EV『600e(セイチェントイー)』を全国の正規ディーラーで販売開始した。フィアットの新モデルとしては約1年半ぶりの登場となる。

 『600e』は、1955年に登場した初代『600』と『500e』をオマージュしたデザインが特徴で、フィアットらしい丸みを帯びたフォルムやLEDライトを採用。エクステリアには、グロスブラックのアクセントや18インチのダイヤモンドカットアルミホイールが配され、スタイリッシュで精悍な印象を与える。内装はアイボリーを基調とし、ターコイズブルーのステッチが施されたエコレザーシートで洗練された空間を提供する。

 『600e』は、54kWhのバッテリーを搭載し、WLTCモードでの一充電航続距離は493キロ。普通充電および急速充電にも対応しており、実用性の高いコンパクトSUVとして展開される。また、フィアット・ブランドとして初めて、4つの運転支援機能が採用されている。中でも、レーンポジションアシストやシートマッサージ機能などは、ドライバーの快適性を大きく向上させる要素だ。

 ボディカラーは、新色の「サンセットオレンジ」や「スカイブルー」に加え、人気の「ホワイト」の3色がラインアップされている。さらに、ハンズフリーパワーリフトゲートやキーレスエントリーといった利便性を高める機能も標準装備されている。

 なお、メーカー希望小売価格は585万円となっている。