メルカリで商品が届いているはずのに受取評価されない……催促してもいいですか?

AI要約

メルカリで商品を発送した後、受取評価がないと売上金が入ってこない。受取評価を促す方法や、受取評価が遅れる理由について解説。

受取評価を催促する際には相手の気持ちを考えた言葉選びが重要。具体的な催促方法や注意点について紹介。

購入者が受取評価をしない理由や、適切なコミュニケーション方法などについて解説。

メルカリで商品が届いているはずのに受取評価されない……催促してもいいですか?

メルカリで商品を発送した後、購入者の受取評価がないと売上金が入ってきません。そのため商品が到着したら速やかに受取評価をしてほしいですが、そうはいかない場合も。

そのようなとき、どうすればいいのかを「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説していきます。

(今回の質問)

商品が届いているのに、受取評価がされません。催促してもいいですか?

(回答)

受取評価の催促をしても問題ありません。その時には、相手に嫌な思いをさせないような言葉を選びたいですね。

以下で詳しく解説していきます。

購入者が受取評価をすることで、出品者には瞬時に売上金が入ります。もしなかなか受取評価をしてくれなくても、発送通知をした9日後の13時以降に自動で取引が完了します。ただ、自動的に受取評価がされるまでには時間がかかるので、出品者としては心配に感じるでしょう。

購入者の元に商品が届いていると確認ができるならば、受取評価の催促をするのはルール的には問題ありません。例えばメルカリ便で送れば配送状況が分かるので、商品の到着も確認できます。その上で購入者に連絡をしましょう。

購入者が受取評価をしない場合、以下のような理由が考えられます。

■うっかり忘れている

商品が届いているにもかかわらず、受取評価をしない理由の1つは、うっかり忘れていることが挙げられます。商品が届いたらすぐに受取評価をすればいいのですが、開封して少し時間がたってしまうと忘れてしまうこともあるでしょう。

■商品を確認している

ブランドの真贋(しんがん)鑑定をしていると、受取評価が遅くなることもあります。ブランド品の場合、本物かどうかを専門店などで鑑定してもらってから受取評価をするユーザーもいます。その場合は、到着した直後に受取評価ができないこともあります。

出品者が購入者に受取評価を催促する場合には、相手の気持ちに寄り添うことも大切になってくるでしょう。例えば「受取評価をお願いします」とだけ書かれていたら、なんだか嫌な気持ちになりませんか? それでマイナス評価をつけることはないとは思いますが、後味の悪い取引になってしまうかもしれません。

そこでおすすめなのが以下です。

「商品はいかがでしたでしょうか? もし不備があればご連絡ください」

このようなメッセージにすれば、相手も出品者の気遣いを感じ、同時に受取評価をしていないことに気付くでしょう。万一商品に不備があれば連絡がきますが、そうでないならばそのまま受取評価されるケースが多いです。相手も嫌な思いをせずにすむため、このような気遣い&催促の方法もアリだと思います。

この記事の筆者:川崎 さちえ

ネットオークション歴19年、フリマアプリ歴9年。NHK『あさイチ』をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。