ヤーレンズ出井隼之介。おすすめの娯楽と、なんでも「数が大事」という話
『M-1グランプリ2023』準優勝で話題!ヤーレンズのツッコミ担当、出井隼之介のエッセイ連載がスタート!
第12回目では、ヤーレンズがなぜお笑いライブを多く行うのか、その理由や出井さんおすすめのシャンプーの話題を取り上げています。
お笑いライブを観に行ったことがあるかどうか、お笑いライブの鑑賞が気持ちを上向かせるヒントとして紹介されています。
出演芸人はライブが好きで自信があると思われるため、積極的に来場を呼びかけていることが紹介されています。
『お笑い珍道中』という賞レースファイナリスト4組によるユニットライブの始まりや、地方での公演の困難さについて言及されています。
記念すべき旗揚げ公演の成功や、難しいことに挑戦する姿勢が伝えられています。
『M-1グランプリ2023』準優勝で話題!ヤーレンズのツッコミ担当、出井隼之介のエッセイ連載がスタート!
日々過ごす中で思ったことや、おもしろかったことを独自の目線で綴ってくれます。
第12回目は…
ヤーレンズがなぜ、お笑いライブを多く行うのか、教えてくれました。
さらに話のつながりで(!?)出井さんおすすめのシャンプーも紹介。さすがの美容男子!2個使いです…!
突然だが、これを読んでださっている方はお笑いライブを観に行ったことはあるだろうか?行ったことのない方は、これのエッセイを読んだことを機に、ぜひ一度お越しいただきたい。
何かとしんどい日々の中で、なるべく気持ちを上向ける為のヒントをおすそ分けしたいという気持ちのもと、書いているのだが(そうなの!?)気持ちを上向かせる趣味のひとつとして紹介したいのが、お笑いライブ鑑賞である。
我々芸人さんは、メディア出演等に加えてライブ出演も主な活動のひとつである。
主な活動とは言ったもののそれも好き好きで、ライブに積極的に出る人もいればそうでない人もいるし、自分たちの単独ライブに集中してしっかりやる人もいる。別に出なきゃいけないわけではない。
ひとつ確実に言えるのは、我々含め「ライブに来てください」と何かの媒体で言っている芸人は、ライブが好きで自信があると思うので、行ってみてほしいということだ。
今年『お笑い珍道中』というライブを立ち上げた。これは同じ事務所のトム・ブラウン、ヤーレンズ、クロコップ、サツマカワRPGという賞レースのファイナリスト4組で、ゆくゆくはライブで全国行脚をしようという志のもと始まったユニットライブだ。
お笑いライブを普段観たりしない方にはわからないかもしれないが、これは結構実験的な試みで“吉本興業の芸人以外”が、“同じ事務所の芸人だけ”で“地方で興行を成立させる”ということは、かなり難しい。3つの難題を抱えた、難しさの三重奏である。
ネプチューンさんの、ボキャブラ天国の時のキャッチコピー『電光石火の三十殺(トリプルプレー)』みたいに言おうとして失敗したが、とりあえず難しいことなのだ。
そんな『珍道中』の記念すべき旗揚げ公演は、静岡公演。
概ね満席。1公演目と2公演目の間に近くの商店街で呼び込みをしたりして空席を何とか埋めて、2公演目もほぼ満席。
素晴らしい。
東京からバスで静岡に向かう道中のサービスエリアで、犬のうんこを踏んだ以外は素晴らしい。