悠仁さまご成年 ゆったり、真っすぐお歩み ご両親、ごきょうだいに見守られ

AI要約

秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁親王殿下は、男子皇族としてご誕生し、健やかに成長されてきた。

悠仁さまは、お茶の水女子大付属幼稚園から高校までの学校教育を丁寧に受けられ、豊かな経験を積んできた。

さまざまな公的行事にも積極的に参加し、皇族としての使命を果たす努力を続けられている。

悠仁さまご成年 ゆったり、真っすぐお歩み ご両親、ごきょうだいに見守られ

6日に18歳の成年を迎えた秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁親王殿下は、皇室では41年ぶりとなる男子皇族としてご誕生。上皇さまの孫、天皇陛下のおいにあたり、ご両親やごきょうだいに見守られ、健やかに成長されてきた。現在筑波大付属高校の3年生で、勉強や部活動などに励む一方、公的活動の経験も着実に積み重ねられている。お歩みを、写真とともに振り返る。

■秋篠宮ご夫妻、願い込められ

悠仁さまがお生まれになったのは、平成18年9月6日、東京都港区の愛育病院。体重は2558グラム、身長は48・8センチで、帝王切開でのご出産だった。

皇室の男性のお名前は、陛下の「徳仁」、秋篠宮さまの「文仁」のように下に「仁」の字が付く漢字2文字が慣例。1文字目の「悠」には、「ゆったりとした気持ちで、長く久しく人生を歩んでほしい」という秋篠宮ご夫妻のお気持ちが込められている。

調度品や身の回りの持ち物につける「お印」は「高野槇(こうやまき)」。高野山に多い日本固有の直立の常緑樹で、ご夫妻が「大きく真っすぐ育ってほしい」との思いから選ばれたという。

■「触れ合い」大切にご教育

22年4月、お茶の水女子大付属幼稚園(東京都文京区)に皇族として初めてご入園。それまで皇室では、2年保育の学習院幼稚園に通うことが慣例化していたが、ご夫妻は、同世代の子供たちと積極的に触れあう機会が必要と考え、一貫した3年保育を行うお茶の水女子大付属幼稚園に決められた。

悠仁さまはその後も小、中学校と計12年間、同大付属に通われた。令和4年3月の中学校卒業時には宮内庁を通じ、「同級生と一緒に様々なことを学び、楽しく充実した時間を過ごすことができました」とする感想をご公表。新型コロナウイルス禍で一時休校となったことにも触れ、「自分たちで考え工夫して、できることをしていく貴重な経験もしました」と述懐された。

高校は、同大と筑波大の付属校間の「提携校進学制度」を利用し、筑波大付属高校(同区)に進まれた。

■慰霊や公的行事にもご参加