「私の人生はスキンケアに救われた」もともと色黒がコンプレックス。母に憧れ努力を重ねた結果「色白だね」と褒められ、美容にのめり込んだ【50才美容家さきめぐ先生インタビュー】

AI要約

美容家の咲丘恵美さん・通称さきめぐ先生の魅力と経歴について紹介。

さきめぐ先生のスキンケアへの情熱と苦労が明かされる。

遺伝的な肌トラブルに悩まされながらも、地道なスキンケアで肌質改善を実感した経験を語る。

「私の人生はスキンケアに救われた」もともと色黒がコンプレックス。母に憧れ努力を重ねた結果「色白だね」と褒められ、美容にのめり込んだ【50才美容家さきめぐ先生インタビュー】

今やドラッグストアで見ない日はないほどの大ヒットコスメ「DUOクレンジングバーム」の生みの親。

自他ともに認める美容オタクで、50才とは思えない美貌の持ち主・美容家の咲丘恵美さん・通称さきめぐ先生をご存じでしょうか。

美容情報を求めて、YouTubeをサーフィンしていたときに、見つけた先生のチャンネル。

化粧品開発者でもあり、科学的知見に精通した先生が、発信している『さきめぐ Beauty Class』は、登録者数12.1万人越えと大人気! おっとりと可愛すぎる語り口で、実体験と専門的な知識を織り交ぜた深すぎる解説を行うそのギャップと、今日から実践したくなるような説得力のあるお話に沼ります。

ぜひ直接オトナサローネ読者にもスキンケアのアドバイスをいただきたいとオンライン取材を実施。

なんとすっぴんであらわれた先生の、画面越しでもわかる赤ちゃんのような透明感のある美肌にくぎ付けに。ますますその美容方法に興味をそそられました。

女性誌でも活躍する先生の、「美容は人生」というスキンケアとともに歩んできたその半生をインタビューさせていただきました。

化粧品開発者・美容家 咲丘恵美(さきおか・めぐみ)さん、通称さきめぐ先生

おっとりと可愛すぎる語り口で、科学的知見と実体験を織り交ぜた深すぎるスキンケアの解説を行うそのギャップが大人気。先生自ら発信を行っているYouTubeチャンネル「さきめぐ Beauty Class」の登録者数は右肩上がりに増えて12.1万人(2024年8月現在)! 自身の肌トラブルに悩まされ続けた経験から、スキンケアの真髄を追求するべく皮膚科学や化粧品学などを習得。その知識を基に化粧品ブランドの商品開発・研究にあたる。

インタビュー冒頭から衝撃の事実が発覚! 「美白のさきめぐ」と言われているほど肌が白い先生ですが、意外にも子どもの頃は地黒であることに悩んでいたんだそう。

「どの肌の色がいいというわけではありませんが、私にとっての“美”は身近にいた色白の母だったんです。周りの人に比較されることもあり『私はなぜ黒いんだろう?』と物心がついた頃から悩んでいました。

当時は今と違ってSNSやWeb検索でスキンケアについての情報を得る手段がなかったんですね。雑誌やテレビのCMなどで紹介されている美白ケアアイテムに憧れてはいるものの、中学生時代の微々たるお小遣いをスキンケアに費やすことは難しく、半ば諦めていました。

ですが『美白になりたい』という気持ちはどんどん強くなり、高校生になってアルバイトを始めてからは、アルバイト代をコツコツとスキンケアに費やすように。当時流行っていた『雪肌精』の美白化粧水や『ソフィーナ』のUV効果のある乳液を買って、毎日のスキンケアを怠りませんでした。

私は遺伝的にそばかすがあり、メラニンが多いシミ体質。20代になると日光性のシミが出てきて、皮膚科へ行ったら真皮にメラニンが落ち込んでいるADMだと言われました。これはかなりの高い確率で肝斑を併発すると言われているタイプのシミなので、もうどうにもならないのか……と絶望していました。

それでも地道にスキンケアを続けていたら、大学3年生になったある日、友人に『色白だね』って褒められたんです。

人から客観的に変化を気づかせてもらったことで、長年のコンプレックスをスキンケアが解消してくれた、なんて素晴らしいものなんだと心から感動しました。『手をかけて投資をすれば必ずリターンがあるんだ!』と実感し、スキンケアにのめり込むきっかけとなった出来事でした」