【新型クラウン・エステート】発売遅延中のエステートのデビューは12月説が濃厚か?

AI要約

最後発のエステートの発売遅延とその要因について

北米での販売に関する情報

クラウン・エステートの特徴と機種構成について

【新型クラウン・エステート】発売遅延中のエステートのデビューは12月説が濃厚か?

第4のクラウンである最後発のエステートの発売が伸びています。今現在も発売予告は2024年央。季節は既にもう秋。9月が始まったというのに追加情報もなく寂しい限りです。

発売遅延の要因は、件のヘタレ国交省案件と生産上の都合らしい。関係省庁の悪手はさておき、どうやら2.5Lハイブリッドパワートレインが足りないのだとか。確かにハリアーやRAV4、クラウンシリーズ共通のパワートレインだし、また、新世代パワートレインの量産も目前という過渡期だけに、エステートの発売に影響したと考えるべきかもしれません。

このクラウン・エステート、北米では新規車種「クラウン・シグニア」として販売されます(日本生産)。北米トヨタのお膝元、テキサス州のあるトヨタディーラーに最新状況を聞くと「6月の発表以降、注文入れてるけどまだクルマ来ませんね」との回答。どうやら北米だけにこっそり輸出して先行販売する……ということでもないらしい。

ただし、車両に関しちゃ北米の方がプレスリリースも詳しく公表されています。モデルごとの価格も発表済み。すんなりドル円換算すればいいわけじゃありませんが、少なくともクルマに対する関心を高める努力はテキサスを見習うべきでしょう。

日本国内の事前情報は、パワートレインが2.5Lハイブリッド(4WD)とPHEVの2機種であること。ボディサイズが全長4930×全幅1880×全高1620mmであり、ホイールベースが2850mmで乗車定員は5人であるというおおらかさで追加の広報画像もありません。エステートのデビューを待っている方はさらに寂しいですよね。

というワケで今回、北米モデルのシグニアの画像を大量投入! 個人的にもクラウンシリーズ最高の完成度を感じるエステートなのです。

さて、いくつか詳細を。パワートレイン2機種に関しちゃ既出なので割愛。ハイブリッド車のトルク配分は前輪100~20%、後輪0~80%です。以下、クルマ馬鹿なワイが気になったポイントだけ抽出させていただきます。