満足感と涼感を同時に満たしてくれる! 個性的でゴージャスな「かき氷」4選

AI要約

かき氷の歴史や現代のかき氷のブームについて紹介。

京都の老舗和菓子屋と東京の食堂で楽しめる個性的なかき氷の紹介。

それぞれのお店で提供される特別なかき氷の内容や味わいについて。

満足感と涼感を同時に満たしてくれる! 個性的でゴージャスな「かき氷」4選

連日の猛暑で、食べたくなるのは、ひんやりとしたかき氷。その歴史は古く、平安時代から親しまれ、清少納言の『枕草子』でも紹介されているほど。当時は削った氷に甘い蜜をかけただけのものですが、昨今のかき氷ブームで個性的なかき氷が多く登場しています。

また、わたしたちが子どもの頃に食べたかき氷は「シャリシャリ」していましたが、今は「ふわふわ」が主流。そんな令和流のかき氷をご紹介します。時代は変わっても、かき氷が暑い夏の一時の涼をとってくれることは変わりません。

創業享和3年(1803年)の京菓子老舗「鶴屋吉信」では、京都本店の2階茶寮にて、限定メニューの和のかき氷「しろあんりんご」が楽しめます。

しろあんりんご 1,430円(税込)

独自の配合でブレンドした、このかき氷のためだけの特製「りんご蜜」がたっぷりかけられ、みずみずしい甘味がおいしい「りんご風味の道明寺羹」をトッピング。氷の中には、厳選した素材を使って鶴屋吉信の職人が丁寧に炊き上げた、あっさりとなめらかな口あたりの「白あん」が隠れています。

その他、「宇治大納言」「氷あずき」など、定番のかき氷も味わえます。

■鶴屋吉信 京都本店

販売期間:9月末(予定)

営業時間:1階/店頭 9:00 ~ 18:00、2階/お休み処・菓遊茶屋 10:00 ~ 17:30(L.O.17:00)

※いずれも毎週水曜定休日(繁忙期など臨時営業あり)

※1日の販売数には限りがあり、売り切れ次第終了

「AKOMEYA食堂 神楽坂」の夏の風物詩であるかき氷。今年は「お茶を愉しむかき氷」がテーマです。シロップに使用するお茶は日本茶鑑定士・山科康也が福岡県朝倉市で営む「山科茶舗」の茶葉を熟練の技で製茶した、最高の状態のものを使用。香ばしいお茶の香りと素材とのマリアージュ、食べ進めていくうちに現れる氷の中の仕掛けで、味の変化も楽しめます。

安納芋とほうじ茶 1,400円(税込)

ほうじ茶の香ばしい香りとすっきりとした味わいのシロップの上に、クリーミーな甘さと鮮やかな色が特徴的な安納芋シロップを合わせています。氷の中のナッツと醤油を練り込んだ芋あんには、人気の「アコメヤの醤油」を使用し塩味をプラス。ナッツのカリっとした食感がくせになる、秋の訪れを感じる一品。

自家製杏仁豆腐と白桃ジャスミン茶 1,500円(税込)

華やかですっきりとした甘さのジャスミン茶シロップに、素材本来のおいしさを活かしたアコメヤのオールフルーツジャムをベースにした白桃シロップを合わせています。トップのつるんとした自家製杏仁豆腐の食感と、爽やかな甘さのジャスミン茶×白桃シロップ、氷の中に隠れている冷たい杏仁豆腐、それぞれの食感の変化も楽しめます。

■AKOMEYA食堂 神楽坂

販売期間:9月25日(水)まで(提供時間は14:00~18:00まで)

営業時間:11:00~20:00(L.O.19:30)