ダムからの風 心地よく 「ダムパークいばきた」に新ゾーン誕生

AI要約

茨木市の都市公園「ダムパークいばきた」で風の丘ゾーンがオープンし、家族連れでにぎわっている。

風の丘ゾーンでは、ダムから吹き降ろす風を感じることができる。水路や階段も整備されている。

パークは湖畔ゾーンのほか、歩行者専用つり橋などの施設も整備され、自然に囲まれた市北部地域の拠点として活用されている。

ダムからの風 心地よく 「ダムパークいばきた」に新ゾーン誕生

安威川ダム周辺で整備が進む大阪府茨木市の都市公園「ダムパークいばきた」で、風の丘ゾーンがオープンした。せせらぎが流れる水路などが整備され、家族連れらでにぎわっていた。

風の丘ゾーンは、ダムから吹き降ろす風を感じることから名づけられた。ダム上部(高さ76・5メートル)の天端(てんば)道路に行ける階段も設置。家族連れは「水路があって、風も吹いていて心地よい」と話した。

同パークは4月に湖畔ゾーンを開設。パークセンターや芝生広場、ドッグランなどの施設がある。12月には日本最長となる約420メートルの歩行者専用つり橋が誕生する予定だ。

豊かな自然に囲まれた市北部地域は、少子高齢化や人口減少が深刻な課題。ダム湖周辺の約60ヘクタールを北部の山間部と南部の市街地を結ぶ拠点として整備し、「山とまちをつなぐハブ拠点」を目指す。