日本で2番目に「海岸線が長い」都道府県はどこなのか 正解率は35%だった
長崎県が日本で2番目に海岸線が長い都道府県であることがアンケートで判明した。
長崎県の海岸線の総延長距離は418万3348mで、1位の北海道に約30万m差があることが明らかになった。
長崎県の経済規模や県民所得などの情報も紹介され、その他の県との比較も行われた。
日本で2番目に「海岸線の総延長距離」が長い都道府県はどこかご存知でしょうか。
今回、アンケートを取ったところ、全体の35%が知っているということが分かりました。
記事後半では、日本で2番目に「海岸線の総延長距離」が長い都道府県の経済面について紹介します。
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LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女200名を対象に、「長崎県」「鹿児島県」「沖縄県」「愛媛県」の4択のうち、「海岸線の総延長距離が2番目に長い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の35%が長崎県と回答。
次に多かったのが29%の鹿児島県。そして23%の沖縄県、13%の愛媛県という順番になりました。
日本で1番「海岸線の総延長距離」が長いのは、面積も圧倒的に大きい北海道です。はたして2位はどこの県なのでしょうか…。
環境省が発表した「都道府県別海岸線延長」(平成28年版)によると、日本で2番目に海岸線が長い都道府県は長崎県の418万3348m。1位の北海道は445万7322mなので、約30万m差ということになります。
3位は鹿児島県の266万5179m、4位は沖縄県の203万7408m、5位は愛媛県の171万5583m。1位の北海道と2位の長崎県が3位以降を大きく離していることが分かりますね。
ちなみに、日本の海岸線の総延長距離は約3564万m。これは地球1周の長さの9割近い長さとなっています。
ここからは海岸線の長さが2位の長崎県について紹介します。
長崎県は九州の西北部に位置し、東西213km、南北307kmに及ぶ県域で、平坦地に乏しく、いたるところに山岳、丘陵が起伏し、海岸線は多くの半島、岬、入江から形成されています。人口は約125万人で、県庁所在地の長崎市には約38万人が生活をしています(2024年8月1日時点)。
そんな長崎県の経済規模を示す県内総生産は、名目で4兆6207億円。県民所得は3兆3336億円、1人当たりの県民所得は257万1000円でした(2021年度)。
いかがでしょうか。今回は日本で2番目に海岸線が長い都道府県について紹介しました。
●調査概要
・調査日:2024年8月15日
・調査人数:200人(全国の10歳代~60歳代)
・クロス・マーケティング QiQUMO
・環境省「3章 自然環境」
・長崎県「長崎県のすがた」
・長崎県「毎月の推計人口」
・長崎市「長崎市の推計人口」
・長崎県「令和3年度長崎県県民経済計算」