メリットしかない!ガチガチになった胸椎の動きを復活させる「ネコ伸びのポーズ」

AI要約

胸椎の動きの悪さが肩こりや首こり、背中の痛み、姿勢の悪さの原因となる可能性がある。

胸椎は背中の部分にあたる背骨の中の一部で、曲げる・伸ばす・傾ける・捻じるといった動きができる。

胸椎の弯曲が強くなると肩こりや内向きの肩、ストレートネック、呼吸の浅さ、脚の動きの制約などの影響が出る。

メリットしかない!ガチガチになった胸椎の動きを復活させる「ネコ伸びのポーズ」

肩こりや首こり、背中の痛み、姿勢の悪さ…それはもしかしたら胸椎の動きの悪さが関係しているかもしれません。気になる方は今回ご紹介する胸椎の動きを復活させる「ネコの伸びのポーズ」を試してみましょう!

今や現代病とも言われる肩こりや首こり、そして背中の痛みや姿勢の悪さといった原因の一つに胸椎の動きの悪さが考えられます。

胸椎とは人間の背中の部分にあたる背骨の中の一部分のことです。12個の骨で構成されており、主に曲げる(屈曲)・伸びる(伸展)・傾ける(側屈)・捻じる(回旋)の動きができます。

人間の背骨は頚椎(首の骨)・胸椎(胸の骨)・腰椎(腰の骨)・仙骨・尾骨で構成されていますが、胸椎はもともと全体が後方にゆるやかに弯曲しています。

本来、ゆるやかに弯曲している胸椎ですが、デスクワークや運動不足が重なり弯曲が強くなってしまうことがあります。これはいわゆる猫背の状態ですが、胸椎の弯曲が強くなることによって、以下の影響が出ると考えられます。

● 肩が内向きになり、肩こりを引き起こす

● 頭が前に出て、ストレートネックになる

● 呼吸が浅くなる

● 腕が上がりにくくなる

● 腰に大きな負担がかかりやすくなる

● バストが下がって見える

胸椎の弯曲は健康面でも外見面でもデメリットがあるので、正しい位置にあるのが理想的です。そこで今回は胸椎の弯曲を整えるヨガポーズをご紹介します。

1)マットに四つ這いになり、肩の真下に手首、脚の付け根の下に膝をおく

2)そこから両手を2枚分程度前に出す

3)お尻の位置を動かさないようにしながら胸をマットに近づける

4)おでこ又はあごをマットにつけて3~5呼吸ほどキープする

5)終わったらお尻を後ろに引いてかかとに預け、背中を丸めてゆるめる

ライター/門馬里菜